「自分が蹴ろうと思った」 内紛危機のPSG、アウベスが“謎の言い訳”を展開

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ネイマールとカバーニがボールを巡って緊張が走る中、アウベスがボールを強奪

 今季リーグ開幕6戦全勝中のパリ・サンジェルマン(PSG)に内紛危機が勃発した。

 今夏に移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)でバルセロナから加入したブラジル代表FWネイマールと、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが17日の第6節、敵地リヨン戦でPKとFKキッカーを巡り、ピッチ上で小競り合いを展開。同胞のネイマールに蹴らせようとボールを奪い取ったブラジル代表DFダニエウ・アウベスが、“謎の言い訳”を残している。

 スーパースター同士の「プライド」と「エゴ」が交錯した瞬間だった。 後半10分、ネイマールが獲得したFKのチャンス。カバーニがキッカーを務めようとボールを取りに行くと、ネイマールが拒否した。緊張が走り、小競り合いに発展するなか、アウベスがなぜかボールを強奪。ボールを隠す素振りを見せて、同僚のネイマールにキッカー役を託す一幕があった。ネイマールが放ったシュートは相手GKの好セーブに阻まれ、ゴールとはならなかった。

 バルセロナ時代の僚友、ブラジル代表でもチームメイトだった弟分の肩を持った格好のアウベスだが、スペイン紙「AS」によると、試合後には「自分が蹴ろうと思った。フリーキックを蹴るために、ボールを手にしたんだ。なぜなら自分は何回か衝撃的なのを決めたことがあるからね」と主張したという。

「あの時点では自分が責任を負いたいと思った」

 ネイマールにどうしても蹴らせたい様子に見えたが、蹴りたかったのは自分だったというのだ。

「自分には自信があった。でも、そんなことは重要じゃない。重要なことはチーム。個人よりも重要だ。あの時点では自分が責任を負いたいと思った。でも、ネイがボールを取って、シュートすることになった。シュートをするために取ったんだ。不運にもそれはできなかったけれどね」

 ネイマールは後半のPKキッカーを巡っても、カバーニと口論を展開している。ブラジル人派閥と背番号9の関係性が、開幕6連勝のチームの懸念材料となってしまうかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images