治る見込みのない脳腫瘍に犯された体育教師に1日でも長く生きてもらうために、生徒たちが協力。クラウドファンディング寄付金を募ったところ、わずか3日で約300万円(20,000ポンド)もの寄付が集まった。

悲運に見舞われた体育教師

スコットランドの中高一貫校、バス・ゲート・アカデミーに勤める体育教師Jamie Connellyさん(36才/上の写真左)は、昨年11月に癲癇のような発作を起こし、病院で検査したところ脳腫瘍が発見された。

その後病状が悪化し、今年2月には学校で働けなくなった。療養休暇が認められたが、給料はそれまでの半分になってしまったという。

Connellyさんには3才の娘と妻がいる。しかも妻は妊娠中で、子供がもう一人できる予定だ。

脳腫瘍の手術は行なわれたが、腫瘍の半分しか取ることができず、あとは抗ガン剤治療で延命するしかない。もちろんそのためには費用がかかる。

妻のLisaさんはフリーランスで仕事をしているが、妊娠中は働けない。また、出産後も夫の世話をしなければならず、仕事に戻れる見込みはない。

こんな八方塞がりの状況からConnellyさん一家を救うため、学校の生徒たちが協力し、ネットのクラウドファンディングで募金集めを始めた。

目標額は75万円だったが

クラウドファンディングサイト「Just Giving」には、Connellyさん本人からのこんなメッセージがある。

寄付してもらったお金は私たち家族の大きな助けになります。また、代替療法を試して命を延ばせるかもしれません。そうなれば、家族と過ごせる時間をわずかでも増やせます。今のところ腫瘍はおとなしくしていますが、時が来ればまた急激に大きくなることでしょう。

寄付金集めの目標額は当初約75万円(5,000ポンド)だったが、わずか3日のうちにそれを遥か上回る約300万円(20,000ポンド)が集まった。(現在も募金は続けられている)

妻のLisaさんは自身のFacebookでこんな謝辞を述べている。

私と彼の人生は今、大きく変わってしまいました。けれど皆さんからのサポートのおかげで、私たち家族は前進することができます。心の底からお礼を言わせてください。どうもありがとう。

Lisa Connelly/Facebook