18日、中国外交部の陸慷報道官は定例記者会見で、日本に対し、歴史を正視し反省するという約束を履行するよう求めた。写真は雲南省の慰安所。

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2017年9月18日、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は定例記者会見で、日本に対し、歴史を正視し反省するという約束を履行するよう求めた。中国新聞社が伝えた。

記者会見での発言は、中国や韓国などが「慰安婦の声」の資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録申請しようとしているのを、日本が妨害しないようにくぎを刺した格好となった。

世界遺産登録の可能性が高まっているとの報道を受け、菅義偉官房長官が「ユネスコの趣旨と目的に合わない」と反発し、日本国内でユネスコへの分担金の拠出を中止すべきだとの声が出ていることについて記者から質問が出ると、陸報道官は、侵略戦争での残虐行為を世界の平和のために記憶遺産として残すことはユネスコの趣旨と目的に完全に一致すると反論した。

陸報道官はまた、分担金を予定どおり支払うのはユネスコ加盟国として当然の義務だと指摘。日本に対して歴史を正視し反省するよう求めるとともに、慰安婦問題には責任ある態度で行動を伴って対応しなければ、国際社会やアジアの周辺諸国から信頼は得られないと話した。(翻訳・編集/岡田)