18日、中国映画界きってのヒットメーカーのフォン・シャオガン監督が、荒唐無稽な内容の抗日ドラマについて「過去を尊重していない」と苦言を呈した。

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2017年9月18日、中国映画界きってのヒットメーカーのフォン・シャオガン(馮小剛)監督が、荒唐無稽な内容の抗日ドラマについて「過去を尊重していない」と苦言を呈した。新浪が伝えた。

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中国に北海道ブームを巻き起こした「狙った恋の落とし方。」や「唐山大地震」など、数々のヒット作を生みだしてきたフォン・シャオガン監督が18日、北京大学で座談会を開き、最新作「芳華」をPRした。この席でフォン・シャオガン監督は、ここ10年でその描写がどんどんエスカレートしてきた抗日ドラマについて語っている。

抗日ドラマについてはこれまで、「素手で日本兵を裂く」「自転車で機関車の側面を爆走する」「大砲を肩に担いで発射・命中」など、あまりに荒唐無稽な描写がたびたび話題になってきた。

フォン・シャオガン監督は「1人の民兵が何十人もの日本兵を殺せるなら、なぜ戦争が8年も続いたのか?」と、ドラマに見られる「ゲーム化」を猛批判。「戦争というのは本当に残酷なものだ。抗日ドラマは日本兵を故意に妖怪化、変態化するのと同時に、過去にあった悲惨な災いを一切尊重していない」と苦言を呈している。(翻訳・編集/Mathilda)