バルサ加入3試合目で負傷、長期離脱のデンベレ…以前から左足に問題?

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 負傷による長期離脱を強いられることとなったバルセロナのフランス代表MFウスマン・デンベレだが、以前から左足に問題を抱えていた疑いがあるようだ。

 今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンへ移籍したブラジル代表FWネイマールの後釜として、ドルトムントから迎え入れられたデンベレ。移籍金はインセンティブを含めると総額1億4700万ユーロ(約195億5000万円)に達すると見られているが、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節のヘタフェ戦で、公式戦出場わずか3試合目にして左足大腿部を負傷。ハムストリングの腱断裂により、全治3カ月半から4カ月を要する診断を下された。同選手は今週中に手術を受けることとなった。

 ドリブルからヒールパスを行った際に負傷したデンベレだが、衝撃的なボレーシュートを決めたヘタフェの日本代表MF柴崎岳も最終的に左足首を痛めて交代を強いられている。ピッチコンディションに問題があったとの指摘がある一方で、デンベレはウォーミングアップ中から左足をかばう動きや太ももの裏を気にする仕草を見せており、試合前から同箇所に痛みを抱えていたとの声もある。さらに同選手は7日に行われたトレーニング中にも左足太ももの裏を何度も擦る姿が確認されており、以前から違和感を覚えていたとも推測されている。

 とはいえ、デンベレは9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節のエスパニョール戦、12日のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節ユヴェントス戦にも出場しており、プレーに支障をきたすような状態であったとは考えにくい。実際、バルセロナ寄りの『スポルト』紙も、同選手のフィジカル面には何の問題もなかったというクラブ情報筋の証言を伝えている。

 いずれにしても、事の真相は本人のみぞ知るところ。バルセロナがデンベレを失った事実は変えようがない。他の選手にとってはポジションを奪い取るチャンスとなるだけに、最有力候補であるスペイン代表FWジェラール・デウロフェウを筆頭とするライバルたちの奮起に期待したいところだ。

文=北村敦