海外からの輸入量が過去最高に！ 忙しいママの味方「冷凍野菜」の需要が急増中
財務省発表の貿易統計をもとに、日本農業新聞が8月23日に報じたところによると、2017年上半期における中国からの冷凍野菜の輸入が、去年のペースを上回っていることが分かりました。ブロッコリーやホウレンソウといった定番の野菜はもちろんのこと、北海道の不作を補う形でジャガイモの輸入も急増。このペースは下半期も変わらない見通しとなっています。
冷凍野菜は、イオンや業務スーパーといった小売店、ニチレイ、カゴメといった食品メーカーが、力をいれている商品の1つです。どんな風に活用すればいいのか、この記事を読んで、ぜひ毎日のお料理に取り入れてみてください。
■ 下ごしらえ済み！ 忙しいママの味方
「毎日、違うお料理を作りたいけれど、下ごしらえに手間が…」というお悩みを持つママは、意外と多いのではないでしょうか。時間がないと、つい野菜の種類が減ってしまいがちですが、じつは冷凍野菜には、面倒な下処理をしてあるものがたくさんあります。
揚げナスや下ゆで済みのいんげん、塩ゆでソラマメなどを使えば、面倒な下処理をショートカットできちゃいます。さらに、アスパラガスやブロッコリーなどは、自然解凍でも食べられます。生野菜と違って保存が利くので、ちょっと野菜を足したり、サラダを作りたくなったりしたときには大助かりですね！
■ 時短に彩りの追加…冷凍野菜の使い道
複数の野菜が混ざった「ミックス野菜」を使えば、お鍋やフライパンに投入するだけで簡単に料理が作れます。冷蔵庫からいくつもの野菜を出して、洗って切りワタを出しへたをとって…という手間が省けます。下ごしらえに時間がかかる煮物だって、短い時間でできますよ！ ミックス野菜には、パプリカミックス、にんじんや玉ねぎ・じゃがいもなど数種類の野菜ミックス、さといもや大根が入った汁物ミックスなど、さまざまな種類があります。料理に合わせて、使い分けてみましょう。
青みが足りないときはねぎやオクラが欲しくなりますが、少し使いたいだけなのに、いちいち冷蔵庫から出して、洗って、切って…は面倒ですよね。そんなときに、ねぎの小口切りやオクラの細切りの冷凍野菜を用意しておけば、パラパラとかけるだけで、見栄えがするお料理に変身します。「なくてもいいや」と思いがちなトッピング野菜こそ、冷凍でそろえておくと便利ですよ！ ぜひ試してみてください。
■ 【関連レシピ】オクラもずく
冷凍オクラを使えばさらに短時間で完成！
＜材料＞（2人分）
オクラ…10本
もずく味つき…1パック(100g)
＜作り方＞
1.オクラはさっとゆでて、5mm厚さの小口切りにする。
2.ボウルに、もずくと1を入れて混ぜる。
