【マジかよ】驚きの北海道あるある25連発!「花見でジンギスカン」「赤飯に甘納豆」「節分の豆まきは殻付き落花生」

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北海道といえば日本の最北端に位置する都道府県であり、最も広大な土地をもち、なおかつ日本で最も気温が低い都道府県でもあります。大自然に恵まれた北海道はさまざまな食物が美味しく、美しい自然もいっぱいあり、季節を問わず日本中からたくさんの観光客が集まってくるのです。

北海道に行ったことがある方もない方も、北海道に何らかの魅力を感じているという方はきっと多いのではないでしょうか。

北海道独自の文化がたくさんある



広大な土地、独自の気候、さらにはかつて先住民族とされるアイヌ民族の文化も根付いているため、東京などで当たり前のことが北海道ではまるで通じなかったりすることも多々あります。また、北海道内でも地域によっていろいろな習慣が異なるということもしばしば。日本の47都道府県の中でもかなり異質な地域なのです。

北海道あるある25連発を発表!



というわけで今回は北海道に住んだことのある人や北海道マニア、北海道出身者などにアンケートを行い、北海道にありがちなことや起こりがちなことを「北海道あるある」としてまとめてみました。こちらを読めばもしかしたら皆さんが持っている北海道のイメージが大きく変わるかもしれません。

1. 本州のことは「内地」と呼ぶ

ちなみに沖縄も同様に本州のことを内地と呼びます。

2. 節分では落花生をまく

節分の豆まきはほとんどの地域で大豆が使われますが、北海道や東北では殻付きの落花生をまきます。どうして落花生が広まったのかというと、大豆は夏の豆で落花生は秋冬の豆であり、雪の多い地域で広まりやすかったからという説が強いようです。殻付きでまいた落花生は拾えば殻をむいてそのまま食べられるので衛生的というメリットもあるようですね。



3. ゴミ捨て場は「ゴミステーション」

北海道ではゴミ捨て場をゴミステーションと呼びます。北海道の人が他の地域に住むと、ゴミステーションと呼ばないことに衝撃を受けるようです。

4. 正直ザンギと唐揚げの違いはわからない

北海道では鶏の唐揚げを『ザンギ』と呼びますが、普通の唐揚げと何が違うのかは北海道民でもわかっていないことが多いようです。

5. アメリカンドッグに砂糖をつける

北海道東部の一部地域には、アメリカンドッグに砂糖をつけて食べる「フレンチドッグ」という食べ物があり、地域住民から親しまれています。縁日屋台にフレンチドッグの店が出ることもあるほどです。

6. カップ焼きそばは「やきそば弁当」一択

全国的にはカップ焼きそばというとペヤング、UFOあたりが有名ですが、北海道ではダントツで「やきそば弁当」が支持されています。やきそば弁当には粉末スープがセットになっていて、湯切りしたあとのお湯を再利用してスープを作ることができるというのが特徴です。



7. お花見はゴールデンウィークの風物詩

北海道は桜が咲くのが遅く、ちょうど見頃となるのはゴールデンウィークのあたり。そのため、お花見がゴールデンウィークの風物詩のようになっているのです。

8. お花見でのジンギスカンは当たり前!

北海道でのお花見はガスコンロを持ち込み、ジンギスカンをするというのが定番です。北海道民はジンギスカンが大好き。隙あらばジンギスカンです。



9. 結婚式は会費制

北海道での結婚式は会費制になることが多く、しかも全国的なご祝儀の相場と比較しても安めに設定される傾向があります。参列する側にとっては、参列者同士でご祝儀の金額をあわせたりする手間が不要になるので助かりますね。

10. 百人一首がイージーモード

北海道の百人一首は板でできていて、下の句を読んで、下の句を取るというイージーモード(達筆な文字さえ読めれば)になっています。上の句を詠まれることがないので、上の句を覚えている人はほぼ皆無です。

11. 北海道では鉄道=汽車

鉄道全般のことを汽車と呼ぶ人が多いようです。これにはちゃんと理由があって、北海道の電車は主にディーゼル車が走っているからなだとか。

12. 夏休みが短く冬休みが長い

北海道の学校では8月20日前後に2学期の始業式を行い、1月20日前後に3学期の始業式を行います。

13. 距離感覚が他の都府県民と違いすぎる

札幌から釧路までの距離は、東京から名古屋までの距離と匹敵するくらいです。新宿から上野に行くような感覚で、札幌から釧路まで行けると考えてしまう人が多いようです。

14. コンビニは「セイコーマート」一択

北海道で最も親しまれているコンビニエンスストアはセブン-イレブンでもファミリーマートでもなくセイコーマートです。セイコーマートの名物は何と言っても100円のパスタ。割高な印象のあるコンビニ弁当の常識を余裕でぶっ壊してます!



15. キツネは怖い生き物

皆さんはキツネと言うと北国に生息していて、割と親しみやすい動物というイメージをお持ちではないでしょうか。しかし北海道民にとってキツネは怖い生き物。それはエキノコックスという命にかかわるレベルのヤバイ寄生虫を持っているからなのです。

16. 冬はベビーカーではなくソリを使用

雪がいっぱい積もる北海道ではベビーカーをまともに押せないため、ソリに子供を乗せて移動することもあるのだとか。

17. 北海道のプールはビニールの屋根がある

まるで野菜のビニールハウスのように、プールをビニール状の屋根で覆っています。風よけとして設置されているようです。

18. 赤飯には甘納豆を入れる

北海道の赤飯は小豆ではなく甘納豆を入れ、甘い味に仕立てます。また、茶碗蒸しには甘い栗を入れてやはり甘く仕立てます。北海道民は甘い食べ物が好きなのでしょうか。

19. クマ牧場のCMソングが頭から離れない

のっぼっりっべっつ! といえば、 くっまっぼっくっじょっ! \クマ牧場/ ゆかいっなっなっかっまっがっ たのしっいっなっかっまっがっ yeah! みんな待ってるぜぇーい クマぼくじょっ! ここはのぼりべぇ〜つ クマぼくじょっ!♪

20. 北海道ご当地キャラメルは食べない

北海道土産の定番に北海道の特産物や名物グルメの味をつけた強烈なインパクトのキャラメルがありますが、北海道民は食べません。むしろ存在を知りません。ジンギスカンキャラメルとかビールキャラメルを食わせてやりたい……。



21. とんかつにはミートソース

釧路にはスパゲティの上にトンカツを乗せ、その上からさらにミートソースをかけるというB級グルメ「スパカツ」というものがあります。見るからにカロリーが高く、スパゲティにはトンカツの油が絡まって濃厚な味になるという、なんともジャンクな食べ物です。



22. 函館市ではハンバーガーは「ラッキーピエロ」一択

函館市民はマクドナルドもモスバーガーも食べません。ローカルなハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」一択なのです。

23. 冬場は腰を痛める人が大量発生

毎日雪かきをしなければならないので、必然的に腰を痛めてしまうわけです……。

24. 真冬は暖房つけて半袖がデフォルト

北海道の住居は高断熱になっていて、なおかつ石油ストーブを使用している家庭がほとんど。室内の気温はあっという間に30度近くまで上がるのですが、かといって暖房を止めるとすぐに10度以下になってしまうため、部屋をガンガン暖めて半袖で過ごすことが多くなってしまうのだとか。

25. ゴキブリを見たことがない

北海道にはゴキブリが生息していません。温暖化によって生息し始めたという情報もありますが、一度も見たことがないという人がほとんどなのです。そのため旅行先などでゴキブリを見かけると、怖がったりビビったりせず大喜びをする人も多いのだとか……。



驚くべき内容ばかり



北海道に馴染みのない人からすると、今回ご紹介した北海道あるあるは驚くことばかりだったかもしれませんが、これらはすべて北海道民にしてみれば当然のことなのです。皆さんはいったいいくつご存知だったでしょうか。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/