中国・上海にある玉仏寺で、大雄宝殿の移動工事の様子(2017年9月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国・上海(Shanghai)中心部にある玉仏寺(Jade Buddha Temple)で17日、混雑緩和などを目的に重さ2000トンもの建物をレールに載せ、およそ30メートル移動させる工事が終了した。

 玉仏寺には毎日10万人近くの人々が訪れていたため、当局は混雑および焼香による出火の危険を懸念していた。

 そこで、同寺の大雄宝殿(Mahavira Hall)を特製のレールに載せて北側へ移動させ、周辺エリアのスペースに余裕を生み出すという案が浮上。工事には大雄宝殿を1メートルほど持ち上げるという大掛かりな作業が含まれていたが、開始から2週間で無事完了した。

 玉仏寺は1882年に上海の別の場所で建立され、1918年に現在の場所へと移された。大雄宝殿はそれから1928年までの間に建てられたという。

 中国共産党の機関紙「人民日報(People's Daily)」によると、大雄宝殿の仏像などは損傷を防ぐために包装され、建物と一緒に移された。
【翻訳編集】AFPBB News