Googleが、Tez(ヒンディ語で”速い”の意)と名付けられた「音」認証決済アプリをインド限定で発表しました。TezにはオーディオQRと呼ばれる、人間の耳には聞こえない超音波の周波数でデバイス間のペアリングを行うことができる機能が搭載されているとのことです。

モバイル決済におけるインド市場の重要性

3億人ともいわれるスマートフォンのユーザー層を持つインドは、現在世界で最も著しく成長しているスマートフォン市場として知られています。
 
ヒンディ語で”速い”の意味を持つGoogleのモバイル決済アプリTezは、デビットカードの代わりとして店舗での支払い時に利用したり、友人にお金を送ったりすることができるそうです。
 
Googleは、このTezにおいて、Unified Payments Interface(UPI)と呼ばれる、インド政府によって開発され、国内19の主要銀行で使用されている決済システムのアプリ内導入に成功しました。
 
UPIの導入により、どの銀行に口座を持っていてもTezを使用することができます。
 
Tezへの登録は、携帯電話番号を入力し、銀行を選んで、銀行によるSMSメッセージでの認証をクリアするだけです。

BluetoothがなくてもできるオーディオQRのペアリング

オーディオQRは、スマートフォンにスピーカーとマイクがついていれば基本的にどのデバイスでも動作するとのことです。
 
Tezを使ったお金の送り方は簡単で、まず2つのスマホでTezアプリを開き、スクリーンの真ん中に表示される丸いボタンを、送る側は上にスワイプ、受け取る側は下にスワイプします。その後、誰にお金を送るのかを選択し、送りたい金額を入力します。進むボタンを押した後、UPI(インドの決済システム)の4から6ケタのPINナンバーを入力し、最後に送信ボタンを押すだけです。
 

 
なお、1日の送金限度額は約17万4千円までと設定されているとのことです。
 
 
Source:CNET, The Verge, Mashable
Photo:Google Tez
(lexi)