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T.M.Revolution 西川貴教が2017年9月16日、地元滋賀県の草津市・烏丸半島芝生広場で大型野外フェス『イナズマロック フェス 2017』を開催した。1日目は雨の中、フリーエリアを含め5万人を動員したが、2日目は台風18号の影響で中止。また、9月15日には、昨年悪天候のため途中中止となった公演の代替公演「イナズマロック フェス 2016 リターンズ」を行い、3万人を動員した。

『イナズマロック フェス 2017』1日目は、朝から降りしきる雨の中でスタート。「雷神ステージ」には、T.M.RevolutionからEXILE THE SECONDまで、音楽ジャンルにとらわれない様々なアーティストが出演。また、ライブのセット転換の時間に出演するパフォーマーも、ニューヨーク、カラテカ、フースーヤ、原口あきまさ、藤崎マーケットと豪華な顔ぶれで、雨の中、客席を大いに沸かせた。

1日目のオープニングアクトに登場したのは感覚ピエロ。横山直弘(vo、g)は、4年前の2013年に観客として訪れたのだという。その時には遠いと思ったステージに今自分たちが立っている、まさに“客席から、いつかはあのステージへ”というドリームを実現した。「拝啓、いつかの君へ」「疑問疑答」など4曲をプレイ。「来年はちゃんとしたアクトとして戻ってこようと思います!」と宣言した。

三日月大造滋賀県知事によるイベント開会宣言のあと、トップバッターとしてT.M.Revolutionが登場。「(イナズマは)みんなにとっても俺にとってもいちばん大切な場所」とし、雨の降りしきる空を見て「良い天気だ。こんなに伝説にふさわしい天気はない。この2日間が、ここに集まっている全員で作る伝説になります」と誓った。

プレイする楽曲は「AMAKAZE -天風-」をはじめ、「Goin’」「Pied Piper」など、普段イベントではあまり披露しないアルバム曲ばかりをチョイス。「ウルワシキセカイ」では、ステージ上で腕立て伏せをしてみせるなど、雨をもろともしないパフォーマンス、圧倒的なステージングを見せた。最後は雨に濡れたステージに仰向けになり、全身で雨を受け止めてから、「2日間、存分に暴れてください」とステージを後にした。

お笑いコンビ、ニューヨークのパフォーマンスに続いて登場したのは、9月10日に横浜アリーナワンマンを行ったばかりのKEYTALK。T.M.Revolutionの「WHITE BREATH」をSEにして姿を現すと、観客は予想外の演出に笑顔になる。「今日は雨ですけれども、特別な日にしましょう」と、6月リリースの「黄昏シンフォニー」や、8月30日にリリースされた新曲の「セツナユメミシ」など、シングル曲を中心に6曲をプレイした。

カラテカのステージに続いては、04 Limited Sazabysの登場。彼らは2014年にフリーエリアのステージ(風神ステージ)に出演、その翌年メジャーデビュー。昨年は「雷神ステージ」のオープ二ングアクトとして出演し、今回ついにメインアクトとしての出演を果たした。今年は初の武道館ライブ、アジアでもライブを行うなど、勢いに乗っている彼ら。「3年前のステージ、あの時の気持ちを思い出します。去年から1年、いっぱい力を溜めてきたんで、それを残していきます」と話した。最新シングル「Squall」や、昨年リリースのアルバム『eureka』に収録されている「Warp」など、合計8曲を披露した。

フースーヤの漫才に続いて登場したTHE ORAL CIGARETTES も、「イナズマ」の出演はフリーエリアのライブステージからスタート、昨年初めて雷神ステージ(メインステージ)に進出したバンドだ。次第に強くなる雨の中、「Shala La」「きづけよBaby」とビートのきいたナンバーを繰り出す。9月27日リリースのニューシングル「BLACK MEMORY」など全部で7曲をプレイした。「去年のイナズマは中止になって残念だったけど、西川さんがイベントにかける想いを知った。俺らバンドも、このイベントが明日しっかり終わるまで力を貸したい」「自分たちに何ができるかわからない。でも、あなたたちと絶対的に通じ合ってることがある。イナズマロック フェスが大好きなことです」と盛り上げた。

原口あきまさが確かな芸で客席を盛り上げた後は、Fear, and Loathing in Las Vegasのステージ。彼らは2015年の「イナズマ」以来、2度目の出演となる。「帰ってきたよぉぉぉぉ!」と叫び「Rave-Up Tonight」でライブスタート。大地を揺るがす轟音、爆音、インパクトの強いステージングで、一度観たら忘れられないバンドだ。2017年10月25日のニューアルバムの発売に先駆けてMVが公開されている新曲、「Return to Zero」も披露。ハードなサウンドの途中にパラパラ風の可愛い振り付けが盛り込まれているあたりが彼ららしい。「今日と明日、無事に終わるように」と全6曲をパワフルにプレイした。

藤崎マーケットに続いて、「イナズマ」の常連でもある滋賀県出身のバンドUVERworldが登場。「俺たちにとって大切な日。雨なんかに奪わせない」と言うように、彼らにとっても「イナズマ」は思い入れのあるイベントになっている。「滋賀に来るたくさんのアーティストを見てきた、いつかあんな風になりたい、と。僕たちも昔は、あなたたち(オーディエンス)と同じ場所にいた」と、強いメッセージを発信。「ナノ・セカンド」「WE ARE GO」「ALL ALONE」「Q.E.D」など、全部で9曲をプレイ。聴く者を歌詞の世界に引き込む、熱いステージを魅せた。

お笑いコンビ・アキナの漫才の後に1日目のトリとして登場したのは、大勢のダンサーを引き連れて豪華なステージを見せたEXILE THE SECONDだ。意外にも「ロックフェスに参加するのは初めて」だと言う。「イナズマロック フェス、みなさん楽しんでますか? 最後までひとつになって最高の思い出作りましょう」と会場を盛り上げる。「SUPER FLY」「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」など、キレのあるダンスパフォーマンスで魅了する一方、「Body」でしっとりと聴かせ、「Going Crazy」ではタオルを振り回し、エンターテインメント性溢れるステージだった。

アンコールでは、西川と一緒に「Choo Choo TRAIN」をプレイ。西川を先頭に縦一列に並び、お馴染みの「Choo Choo TRAINダンス」を披露すると、客席からはひときわ大きな歓声が上がる。EXILE THE SECONDのメンバーのセンターに入って歌い、最後には胴上げされた西川。驚きながらも嬉しそうな様子で、集まった観客に向け、「本当に雨の中、最後まで残ってくれてありがとうございました」と挨拶してステージを降りた。

「イナズマロック フェス」は来年で10周年を迎える。T.M.Revolutionとしての活動は今年で21年目に突入。また、新たなボーカルプロジェクト「西川貴教」としての活動も発表になったばかり。今後のT.M.Revolution、そして西川貴教としての活動にも期待が寄せられている。

リリース情報



■Takanori Nishikawa feat. Shuta Sueyoshi (AAA)

2017.09.19 ON SALE

DIGITAL SINGLE「BIRI x BIRI」



『イナズマロック フェス』OFFICIAL WEBSITE

http://inazumarock.com/2017/

Takanori Nishikawa OFFICIAL WEBSITE

http://www.takanorinishikawa.com/


感覚ピエロ






T.M.Revolution




KEYTALK






04 Limited Sazabys




THE ORAL CIGARETTES






Fear, and Loathing in Las Vegas






UVERworld






EXILE THE SECOND