バングラデシュ・バルカリにある難民キャンプで、雨をよけるロヒンギャの人々(2017年9月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ミャンマーから暴力を逃れて隣国バングラデシュに避難し仮設キャンプに身を寄せた数十万のイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の人々は17日、モンスーンの豪雨による新たな苦難に見舞われた。

 多くのロヒンギャが越境しているバングラデシュ南東部の国境の町コックスバザール(Cox's Bazar)では、食料や水が不足して人々が悲惨な生活を送っているが、それに追い打ちをかけるように豪雨によって多くの地域が沼地と化した。

 バングラデシュの気象当局によると、24時間の降水量は約77ミリに達し、今後2日間でさらなる降雨が予想されている。

 ロヒンギャに国境地帯以外の場所への移動を禁じる命令を出していたバングラデシュ当局は16日、道路沿いの難民キャンプや丘の中腹の小屋などで生活する数万人を、新たに設置した大規模なキャンプへと移送する計画を開始した。

 国連(UN)によると、8月25日にミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で治安部隊がロヒンギャの武装集団に対する軍事作戦を開始して以来、コックスバザールにはこれまでに40万9000人が避難している。
【翻訳編集】AFPBB News