日本の支援で高速鉄道プロジェクトを進めるインドで脱線事故が頻発している。写真はニューデリー駅。

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2017年9月17日、環球網によると、日本の支援で高速鉄道プロジェクトを進めるインドで脱線事故が頻発している。

インド紙ヒンドゥスタン・タイムズは15日「モディ首相と安倍晋三首相がインド高速鉄道プロジェクトの起工式に出席していた頃、ニューデリー駅で脱線事故が起きた。この27日間で9回目の脱線事故だ」としている。

記事によると、インドでは2016年度に78件の脱線事故が発生し、193人が死亡した。また07年度から16年度までの10年間で発生した鉄道事故1394件のうち、51%に当たる708件が脱線事故だったという。

年間の列車事故件数自体は10年前の194件から16年度の104件へと減る一方で、脱線事故件数は12年度以降増え続けている。今年1−6月には列車事故が29件発生したが、そのうち20件が脱線事故だった。インドでは毎日2300万人が列車を利用している。

インド下院が昨年12月に発表した鉄道の安全に関する報告では、脱線事故が頻発する最大の原因は人為的ミスとされた。記事は、レールや車両の欠陥への対処の遅れももう一つの原因とした上で「過度の交通量と鉄道インフラに対する投資不足。1219あるセクションのうち40%で過負荷状態の運行が続いている」と伝えた。(翻訳・編集/川尻)