ソファメーカーが製造した「食パンソファベッド」という商品に注目が集まっています。

実用性より可愛さを重視

神奈川県の厚木市にある国産ソファメーカーの株式会社セルタン

ウレタンの二次加工やリサイクル製品を製造し、その技術を活かして手作りでソファを生産しています。

そんな株式会社セルタンのTwitterアカウント(@cellutane01)が可愛らしいソファベッドを公開しました。

Twitter/@cellutane01

なんと、実用性を無視して作った「食パンソファベッド」という商品です。

このソファベッドは折りたたみ式となっており、ソファや簡易ベッドとしても使えます。

Twitter/@cellutane01

また、可愛らしい見た目にこだわった結果、大人は一人しか座れないサイズになったそうです。

しかし、Twitterユーザーから「可愛い」「欲しい」といった声が殺到!

「食パンソファベッド」が可愛すぎると話題となり、「いいね」も3万1000件を突破していました。

ユーザーの要望を取り入れて…

なぜ「食パンソファベッド」を作ってみようと思ったのでしょうか?

株式会社セルタンの担当者の方にお話を伺ってみました。

―― 「食パンソファベッド」を商品として作ってみようと思ったきっかけは?

弊社は10年ほど前から『食パン座椅子』という商品を販売しておりまして、そちらのユーザー様より、ソファベッドのご要望を多くいただいておりました。

食パンシリーズ開発のきっかけとしましては、パソコンやスマホの画面で座り心地の良さを伝えるために、身近な存在で感触の良いアイテム『食パン』をデフォルメした事から始まりました。

Twitter/@cellutane01

―― ソファベッドのモチーフを「食パン」にした理由について

当初は食パンシリーズとして企画しましたが、作り上げていく過程で可愛さを追求するのか実用性を追求するのかという問題に対面しました。

コスト的にも食パンシリーズに組み入れると低反発や複数の生地を使用することになるため、余裕はありませんでした。

どこを犠牲にするのかという判断に際して「手頃な価格と食パンのシュール感」そして「ディテールへのこだわり」という部分さえ残せれば、Twitterユーザーから共感していただけると判断しました。

社内では共感を得られない状態が長く続きましたが、SNS上のマーケティングが得意な販社様に見いだしていただき、無事に商品化することができました。

Twitter/@cellutane01

―― 「食パンソファベッド」は、どのような素材を使用して作っていますか?

表面は手触りを重視して起毛調の生地を2種類使用しています。また、座面には食パンのしっとり感を演出するために「低反発ウレタン」を使用しております。

芯材には密度の高い「チップモールドウレタン」を使用しているため、ふわっとした感触でありながら、芯のある座り心地になっております。

Twitter/@cellutane01

―― 「食パンソファベッド」の開発で、一番苦労した部分はどこですか?

座椅子は食パンの形状に近いアイテムですので、簡単に食パンと認識してもらえます。しかし、ソファを作る上では形状が異なるため、実際の食パンからは離れる必要がありました。

“食パン座椅子の新作だと認識してもらえる要素”というものを抽出し、そこを確保したまま形状を崩すという点で何度も製図を繰り返しました。

Twitter/@cellutane01

―― ソファなどの商品を開発する上で、こだわりや大切にしていることはありますか?

ターゲットを明確にして、そこの人々と向き合いながらモノづくりを行うようにしています。

われわれはソファメーカーですので直接お客様に対面することはありませんが、今はインターネットを介して企業とお客様がつながることができます。

現在ではTwitterでアカウントを立ち上げ、集まったフォロワーさんと一緒に商品を作り上げる『とりこらぼ』といった取り組みも行っております。

Twitter/@cellutane01

―― ありがとうございました。

SNSでお客様の要望を取り入れながら、商品を作っていたんですね!

ぜひこの機会に「食パンソファベッド」の座り心地などを試してみては。

※この記事のツイートと画像は(株)セルタン採用チーム@とりこらぼ(@cellutane01)の許可を得て掲載しています。