17-18イングランド・プレミアリーグ第5節、マンチェスター・ユナイテッド対エバートン。チーム3得点目のゴールを決めて喜ぶロメルー・ルカク(2017年9月17日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】17-18イングランド・プレミアリーグは17日、第5節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は4-0でエバートン(Everton)に快勝。ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は今季最高の内容だったと喜ぶ一方で、ユナイテッドの歴代最多得点者で現在はエバートン所属のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)にとっては、ほろ苦い古巣への帰還となった。

 ルーニーには後半開始直後に得点の絶好のチャンスがあったが、守護神のダビド・デ・ヘア(David de Gea)にゴールを阻まれ、スポットライトは逆にエバートンから今季ユナイテッドへ移籍し、残り10分を切ってから1得点1アシストを記録したロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)のものになった。

 この勝利でユナイテッドは、マンチェスター・シティ(Manchester City)と同じ勝ち点13で並び、首位タイの座を取り戻した。アルファベット順の関係で順位表ではシティの下になっているが、両チームのスタッツは完全に同じとなっている。

 モウリーニョ監督はスカイ・スポーツ(Sky Sports)に対して「内容は非常に良かったと思う。特に前半の30分から35分はね。おそらく今季のベストパフォーマンスだった」と語った。

「相手を押し込み、自陣から出る余裕を与えなかった。向こうに1本もシュートを打たせず、とても良かった。その後、エバートンの良い選手が出てきて質の高さを見せた。試合が難しくなったので、こちらもベンチを振り返って別の選択肢を探った」

「試合を決めなくてはいけないし、相手にチャンスを与えてはならない。試合を決めきれなかったと感じた瞬間があったため、守備を堅くするためにアンデル・エレーラ(Ander Herrera)を入れることにした。その後に追加点が入って試合が決まった」

 モウリーニョ監督は、最後のPKをアントニー・マルシアル(Anthony Martial)が蹴ったことに驚いたと話しつつ、1得点も奪えず公式戦4連敗を喫しているエバートンの試合日程に同情した。

「エバートンは最終的には問題ないと思うが、今は難しい時期を過ごしている。対戦相手の巡り合わせで、彼らは強豪と立て続けに当たることになったが、私としてはそれは好ましくない。トップ5の1チームでよかったと思う。全部と一気にというのは彼らにフェアではない」

 モウリーニョ監督は気遣いを見せているが、この大敗でエバートンのロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督にかかる重圧はさらに強まるとみられる。チームは今夏の移籍市場で1億5200万ポンド(約230億円)を費やしながら、ルカクが抜けた大きな穴を埋められずにいる。

 クーマン監督は「ときとしても内容に見合わない結果になることもある。われわれは0-1の場面で大きなミスを犯し、それで試合が終わってしまった。きょうの試合内容は満足できるものだったし、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)のアタランタ(Atalanta)戦よりも良かった」と話した。

「試合の中で成長し、自信も深まっていた。きょうのように2回のビッグチャンスが転がり込むことはそうそうあるものではない。そこでゴールできず、その後に個人のミスで0-2になってしまった」

 王者チェルシー(Chelsea)復帰がうわさされながら、最終的に推定7500万ポンド(約105億円)でユナイテッドに加入したルカクは、得点後に見せた耳に手を当てるしぐさはエバートンファンへの挑発ではないと話している。

「僕にとってはただの1ゴールで、勝てたことがうれしい。ちょっとした冗談だよ。FKを外していたからね」
【翻訳編集】AFPBB News