オリラジ中田が講師! しくじらないための“終活”授業まとめ

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オリエンタルラジオの中田敦彦が、9月17日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系列、毎週日曜21:58〜)に出演。中田塾最後の授業を行った。

これまで番組最多16回の授業を行ってきた中田。今回はレギュラー放送が最終回を迎えるにあたって「終わりが来るのは決まっているけど、いつ終わるかわからない。でもできれば続けたい」というバラエティー番組の性質と似た“人生”に関した授業……つまり、人生の終わりをバッドエンドにしない終活に関して講義することになった。

終活とは、人生の最後を迎えるにあたって行う様々な準備のこと。しかし、担任のオードリー若林正恭や生徒らは30代〜40代の生徒も多く「まだ(準備が)早いのでは」という声もあった。しかし中田は「人生はいつ終わるかわからない」と注意を促す。

ここで、終活でしくじらないための3つの準備について紹介。まずは、遺言書についてだ。中田は、遺言書を作る必要があるのは、“死ぬ間際のお金持ちだけ”という誤解があると力説。じつは、遺族のなかで考え方が違うことから「財産の大小に関わらず揉めることが多い」と言うのだ。

具体的な想像を膨らませるため、あるケースに沿って授業が行われることになった。

【問題】
両親の家と現金をどう分けるのか?

〈遺産概要〉
・1,000万円で購入した家(売却価格600万円)
・現金300万円

[状況]
・母がすでに他界
・父親が亡くなり、子ども3人で財産を分けることになった。

《生徒の答えと中田のツッコミ》
家を売却して900万円にして3等分すれば良いのでは?
→家を売りたくないという声があったらどうする?

では、家をひとりに与え、残りふたりで300万円を分配するのが良い
→1,000万円の持ち家の人は良いが、150万円の人は納得できないのでは?

■新たな問題が勃発
父親には愛人がおり、「遺産の全てを彼女に渡す」と書かれた遺言書(本物)を持ってやってきた。

中田はこのケースの場合、全額は持っていかれないものの愛人に半分持っていかれることがあると訴える。まず愛人に全額譲渡されるが、家族(法定相続人)だけは相続遺産の2分の1を請求できる権利があり、そこから争うことしか道はないそうだ。今回のケースの場合だと、家を売却して、愛人に450万円、子どもには150万円分配されることになる。

ちなみに……
・遺言書を燃やしたり、破ったりすると罪に問われる(さらに相続の権利を失う)。
・正式な遺言書を制作した場合、役場にデータが残っている。

□遺言書について
・遺書と遺言書の違い
遺書……遺族や友人に向けた個人的な手紙(法的拘束力は弱い)
遺言書……財産の分配などを決める公的な書類(法的拘束力が強い)

遺言書の主なルール
・全文が遺言者の自筆
・作成日付を明記する
・遺言者の署名をするなど

遺言書の書き方
・自分で書く(遺言書キットなど)……保管は自己責任
・プロに書いてもらう(公証役場に行く)……役場にデータが残る

遺言書を書くタイミング
今書く……家族構成や資産が変化したらその都度で更新する

続いて2つ目の準備“葬式”について

生徒らは自身の葬式について「簡素なもので良い」と意見はまとまったのだが、中田は親戚などから「ケチだな」と噂をされるのでは? と懸念する。たとえ本人が望んだスタイルでもこうした話が持ち上がるのは必然であるし、亡くなって数時間で葬儀会社を決めなければいけないことから、予算も想定以上かかってしまうこともある……やはり事前に準備しておくことが大切であると説いた。

・中田が語るお葬式の準備の心得
自分の葬式の準備をしておくことは遺族を傷つけないための義務である