【衝撃】夏祭りで買ったりんご飴がマズくて激怒! → 簡単に美味しいりんご飴を見分ける方法が判明!

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今年の夏も日本各地で開催されていた大小さまざまなお祭り。縁日の屋台がたくさん立ち並び、賑やかな雰囲気の中過ごすととても楽しい気分になれるものです。皆さんはどこかのお祭りには参加されましたか?



日本の祭を楽しみにしていた外国人



現在日本に留学中のハーマード・ペン・マルティン君(仮名・21歳)も日本の夏祭りを楽しみにしていた一人。ホームステイ先の日本人家族と一緒に地域の小さな祭に参加してみたところ、町内が一体となった盆踊りに感動し、縁日屋台で売られていた食べ物の数々を存分に堪能したのだといいます。



エキサイティングな経験ができた



「日本のお祭りは初めての体験だったけど、本当にエキサイティングだったよ! 賑やかな音楽がずっと流れていて、みんな笑顔とエネルギーに満ち溢れているんだ。屋台でもたくさん食べたよ。たこ焼き、かき氷、フライドチキン、焼きそば……。どれもすごく美味しかった! 焼きそばはアメリカでも人気が出てきたんだけど、日本の屋台で食べるとこんなにもデリシャスなものなのかと感動したね!」(マルティン君コメント)

口にあわなさすぎた食べ物も……



日本の夏祭りや縁日屋台に最大限の賛辞の言葉を並べたマルティン君でしたが、実はいろいろな食べ物を試してみたものの、どうしてもひとつだけ口に合わない食べ物があったのだそうです。



「本当にただひとつ最低だったのは『りんご飴』だね。なんだアレは!! 見た目はすっごくカワイイんだ。小さくて真っ赤なアップルにスティックがぶっ刺してあってさ。でも食べてみるとコーティングされている砂糖はただただ甘いだけだし、最悪なのは中身のリンゴ。食感はパサパサしていて、味はぜんぜんしないんだ。相当安物のアップルを使ってたんじゃないかな。これには一緒に食べた日本人の家族もブチギレしてたよ!」(マルティン君コメント)

りんご飴が口に合わなかった



マルティン君が唯一怒りを露わにしたのは縁日屋台での定番メニュー、りんご飴でした。他の食べ物に舌鼓を打っていただけに、余計がっかりしてしまったのでしょうか。激しい口調で怒りをぶちまけるように話してくれました。



味にムラがあるのは事実



せっかくの日本での楽しい思い出がりんご飴ひとつで汚れてしまったのは非常に残念ですが、確かにマルティン君の言うように、りんご飴はモノによってはりんごの味がほとんど感じられず、見た目につられて買ってガッカリしてしまったという経験をしたことがあるという方は多いのではないでしょうか。

しかし、しっかりと美味しいりんごを使ったりんご飴に出会う機会がないのかと言えば、まったくそんなことはありません。りんご飴のクオリティは他の縁日屋台の食べ物よりもムラがあるのです。マルティン君は運悪く美味しくないりんご飴を食べてしまったのでしょう。



美味しいりんご飴を見分ける3つのポイント



実は、りんご飴には美味しさを見極めるためのポイントがあり、それをチェックするだけでマズいりんご飴を回避し、おいしいりんご飴と出会う確率をグンと引き上げることができるのです……! それではさっそくりんご飴を買う前にチェックするべきポイントを紹介していきましょう。

1. 表面に気泡が浮いている

りんご飴の表面、飴がコーティングされている部分をしっかり観察してみて、表面に気泡が浮かんでいる場合は美味しい可能性が高いそうです。これは使用されているりんごが新鮮な「ふじ」の場合に起こりやすい現象とのこと。安値で仕入れた劣悪なりんごを使用している場合には気泡ができないようです。

使用されているりんごが新鮮で、なおかつ人気の品種「ふじ」であれば確かに美味しさは保証されたようなものでしょう。



2. 飴の“耳”が大きい

りんご飴の“耳”の部分が大きいと、りんご飴を作った人の技術が高い証拠だと言われているそうです。飴の耳とは、りんごの周りをコーティングしている飴が固まり切る前にリンゴから垂れていった部分のこと。適切な温度の飴をコーティングしているからこそできるのだとか。



3. 串が果汁で湿っている

りんご飴に刺してある串が湿っているかどうかも美味しさの判断基準になるそうです。理由は、果汁が多く含まれているりんご(=美味しいりんご)を使用している場合は、飴をコーティングする際に加熱されて果汁が吹き出すため、刺さっている串に果汁が浸透して串が湿るからなのだとか。

これらの条件を満たせば間違いなく激ウマ!



これらのポイントをすべて満たしていれば間違いなくそのりんご飴は激ウマであり、ひとつでも満たしているなら味に期待できるレベルですが、逆にひとつも満たしていなければ味には期待できません。条件が満たしていない場合は、同じ店に並んでいるりんご飴は基本的には同じ味になるはずですので、諦めるのが賢明でしょう。



自分でも作ってみよう!



ちなみにりんご飴は自宅でも簡単に作ることができます。砂糖に水を加えたものを沸騰させ、串に刺したリンゴを絡め、固まるのを待つだけでOK。新鮮なりんごを使用していればこれでもそれなりに美味しく作れるはずです。火傷には十分気をつけて、試してみるのはいかがでしょうか。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/