15日、仏RFI中国語版サイトは記事「中国はなぜ北朝鮮に『奥の手』の原油輸出禁止を使わないのか」を掲載した。写真は中朝国境。

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2017年9月15日、仏RFI中国語版サイトは記事「中国はなぜ北朝鮮に『奥の手』の原油輸出禁止を使わないのか」を掲載した。

国連安全保障理事会は11日、北朝鮮に対する追加制裁案を決議した。米国による草案に記載されていた、北朝鮮に対する原油輸出禁止は中国の反対によって削除された。北朝鮮は石油の大半を中国に依存している。輸出禁止は間違いなく大きなインパクトを持つはずだが、なぜ中国はこの「奥の手」を使おうとしないのだろうか。

専門家によると、原油輸出が禁止されても、備蓄燃料を使うことで北朝鮮軍及び核開発計画には短期的な支障は出ない。ただしすべての石油は軍が用いるようになるため、市民生活には大きな混乱が生じる。大量の難民が中国に流入する、あるいは体制が崩壊し米国と韓国による朝鮮半島統一という中国にとっては認めがたいシナリオにつながる可能性もある。そのため中国は石油輸出禁止に踏み切れないのだという。(翻訳・編集/増田聡太郎)