バングラデシュ・ウクヒアの難民キャンプに到着したイスラム系少数民族ロヒンギャの人々(2017年9月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ミャンマーを逃れて隣国バングラデシュに避難するイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の子供たちの数が今年末までに約60万人に達する可能性があると国際援助団体が17日、発表した。ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州におけるロヒンギャの武装集団と治安部隊の衝突をきっかけとした人道危機の規模が大きいことを物語っている。

 仏教徒が多数派のミャンマーでの迫害を逃れてバングラデシュに到達したロヒンギャの数はこれまでに40万人を超えた。国連(UN)はロヒンギャの迫害問題について「民族浄化」と言える状況だと非難している。

 国連によれば、ロヒンギャ難民の半数以上は子どもたちで、悪路や山道を何日も歩いてバングラデシュに1人でたどり着いた子たちは1100人以上いるという。

 子ども支援専門の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」バングラデシュ支部のマーク・ピアース(Mark Pierce)氏は、「国連各機関によれば、このまま流入が続けば、年末までにロヒンギャ難民は、約60万人の子どもを含めて、100万人を超える可能性がある」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News