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トランスポート・パンツァー・フックス


1979年にダイムラーによって開発されたパンツァーは、現在はラインメタル・マン社の軍用車輌部門によって生産されており、1,236台がドイツ軍で活躍している。車重は17トンで、動力は324psのメルセデス製V8ディーゼルエンジン。最高速度は105km/h。核兵器や化学兵器が用いられる戦争下での偵察車両として設計されている。これを見るのは今回限りにしたいところだ。

メルセデス・ベンツ600プルマン・リムジン


独裁者は何を思うか。このゴージャスな獣は、ショー会場で購入可能だった。価格は€149万で、場合によっては購入に多額の現金を略奪でもしてくる必要があるだろう。独裁者ではなくとも、変わり者のミリオネアなら購入可能かもしれない。自身の自己陶酔的な性格を、友人に知ってもらうのには丁度よい1台かもしれない。

マイクロリノ


コンセプトは「都市交通を変えよう」。都市部の交通量を減らす解決策として、このような小さなクルマにシフトする必要性を示唆している。心の中には、モーターショーに展示されている魅力的で威厳のある花形のクルマを手に入れたいという気持ちがあるが、十分理解できるものだ。8kWhのバッテリーを搭載したモデルの航続距離は120km、大容量の14.4kWhのモデルは215kmの航続距離を確保。最高速度は90km/hだ。

PAL-Vリバティー


オランダ製の空飛ぶクルマPAL-Vリバティーは、世界初の空飛ぶクルマの量産車になると主張。必要に応じて、通常の都市交通に混ざって走行し、運転に飽きた場合などには飛行できるとしている。

販売価格は税別€50万で、それにはフライト・インストラクターによる飛行講習費用も含まれる。

BB 911レインボー


ドイツのデザイナー、ライナー・ブッフマンは1974年にBB社を設立1976年のレインボー・タルガは活動初期の頃のモデルで、ポルシェ911ターボをベースに、もちろん2993ccのボクサー6を搭載し、270km/hをマークした。

現代では約€80万前後で購入可能だが、オリジナルの911ターボにはタルガトップの設定がなかった点は注目だ。

BB 911ターボ


今回のフランクフルト・モーターショーには、カスタマイズしたポルシェとメルセデスを創り出してきたBB社の経歴を称えるコーナーもあった。これは、1980年にブッフマンが手がけたターボ・クーペ。

BBメルセデス500SEC マジックトップ


Sクラス・カブリオレが発表される32年も前に、ブッフマンはこのハードトップ・コンバーチブルのSECを発表した。

ルーフを折りたたむ機構は今見ると複雑に見えるが、1984年当時、ハードトップと変わらない居住性を持っていた。

アウローラ・ロボティクス・マースA-800


ロシアのアウローラ社による未来的なロボットタンク。名前が示唆するように、地球だけでなく火星でも使用可能だ。機会があれば、だが。

サンダー・パワーSUV


香港に拠点を置くサンダー・パワー社の新しいエレクトリックSUV。メルセデスGLをベースにした、アストンマーチンのSUVコンセプトに似た巨大なコンセプト・モデルを2009年のジュネーブ・モーターショーで発表して以来、見かけていなかった。難しいかもしれないが、成功することを期待している。

メルセデス・ベンツ280SE(W111)


なんと美しいクルマだろうか。W111型のコンバーチブルは、1961年のフランクフルト・モーターショーで登場した。1969年にはシリーズ最終モデルとなる、280SEが発表された。3500ccのエンジンの最高出力は202psで、最高速度は209km/hだった。この種の貴重なクラシックカーは、市場価格の上昇が近年激しいが、展示モデルの€595,000はミント・コンディションとはいえ、少し高すぎる。

メルセデス280SL(W113)


非常に良いコンディションが保たれた、ゴージャスな1台。しかし、このクルマのプライスタグは£29万8,000で、いささか挑戦的だ。恐らく変わりもの好きのミリオネアが乗って帰ることを期待しているのだろう。この車種なら良好なコンディションでも、イギリスでは£15万程度で定期的に取引されている。

メルセデス・ベンツ・ブラバスG900


標準のメルセデスG65 AMGでは満足できない人のためのクルマ。モーターショーで発表されたブラバスはV12気筒で630ps。標準のG65の101kg-mのトルクを、ブーストアップで152kg-mにまで強化している。このワイルドなクルマの0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は270km/h。わずか10台が作られ、希望者は$80万で手に入れることができる。

ブラバス・アドベンチャー


G900の後にこのG550をベースとしたオフロード・スペシャルを見ると、大分おとなしく見えてしまう。ブラバスは、4000ccのツインターボV8エンジンから557psと82kg-mにまでチューニングし、0-100km/h加速は6.7秒、トップスピードはリミッターで209km/hとなる。

ヤンフェンXiM18


中国のヤンフェン社という名を初めて聞くかもしれないが、車輛のインテリアを製造する世界的なリーダー・カンパニーだ。コンセプトカーのXiM18は、乗員の要望に応じて様々なインテリア・モード(ドライブ、ファミリー、ミーティング、ラウンジ)に変化する。実現するかどうかは別として、電動で変化するパッケージの利便性についての検証に有効であることに間違いはない。

フォード・フィエスタMk1(1976年)


私が運転した初めてのクルマ。7歳の時このクルマを、おばあちゃんの膝の上に抱かれて、私道で運転したのだ。そういう訳で私は初期型のフィエスタを永遠に愛すだろうし、素晴らしいクルマだと思う。初めてのマイカーがフィエスタという世代もいるだろうし、私のような思い出を持っている人もいるはずだ。1976年に発表され、延べ1,600万台のフィエスタスが販売されたが、その内450万台がイギリスにおける数字だ。シンプルで優れたパッケージングと、運転が楽なクルマのひな形となった。

フォード・カプリ Mk1 (1968年)


ヨーロッパ・フォードのポニーカーとして1968年に発表され、設計はアメリカ人ではない。カプリは若い世代の嗜好に合う、実際に手に入れられるモデルとして大きな支持を得た。1961年から1986年まで販売され、3世代にわたって述べ190万台を売り、ヨーロッパ全体でフォードのイメージを確かなものにした。

フォード・トリノ (1968年)


このマッチョなクーペは、既存のフォード・フェアレーンの派生車として1968年に生産が開始された。標準モデルは3300ccの6気筒で、GTバージョンには4900ccのスモールブロックV8エンジンが搭載されていたのが特徴。1975年の最終型は、イギリスの人気テレビ番組にも登場し、人気を高めた。

マツダ・コスモ110S (1967年)


コスモは1967年に発売され、翌年にはレーシングバージョンが製作された。マツダは、初めて量産モデルに搭載したロータリーエンジンの信頼性を示したいと考え、ニュルブルクリンクでの過酷な84時間耐久レース「マラソン・デ・ラ・ルート」へ参戦。厳しいレースとなったが、参戦車輌の1台が見事4位でフィニッシュしている。

メルセデス・ベンツC111(1970年)


355psを発生する2400ccのヴァンケル式4ローターエンジンを搭載したC111、その最高速度は299km/hに達した。その後に改良を加え、イタリアのナルド・サーキットで321km/hを記録している。さらにコンベンショナルな4800ccのV8ターボエンジンに載せ替え、1979年には最高速度403km/hを打ち出した。

一部のひとびとにとっては、コンセプトカーの究極と思えるクルマでもある。

ポルシェ914/6 (1969年)


1969年に作られた914は、ポルシェ912とフォルクスワーゲン・カルマンギアの次期モデルとして計画され、フェルディナンド・ピエヒ氏が指揮を執るプロジェクトだった。しかし、フォルクスワーゲンとポルシェとの関係は複雑化し、両社は分裂してしまう。結果として6気筒の914/6は、ポルシェ911と変わらないほど高価なモデルとなり、売れ行きも良くなかった一方で、4気筒の914/4は安価に設定され人気となった。

ポルシェ916が発表される1972年まで生産は続いた。914/6の販売台数が3,351台だったのに対し、914/4シリーズは11万8,000台が売れた。その結果、現在914/6は£10万以上で売買され、長く所有しているオーナーにとっては大きな利益を産んでいる。

2008年の株式取得をめぐる問題もあったが、ポルシェはフォルクスワーゲンの子会社となった。しかし、ピエヒ博士のキャリアにはさほど影響はなかったようだ。

なお、この改造車のフロント部分は911のフラットノーズ風で中々良いが、リアエンドは微妙だ。

VWリーガー・シロッコ


フォルクスワーゲン・シロッコは、カルト的な人気を獲得している。派手なワイドフェンダーをまとったリーガー・チューンによるこの1台は、カルト中のカルトだろう。この種のモデルは€35,000ほどで取引されている。

メルセデス・ベンツSGS 500SEC


過剰な80年代のモデルはどうだろう?ハンブルクのスタイリング・ガレージによってカスタマイズされた1984年式の500SECは、気だるい5000ccV8から234psを発生させる。

€6万で購入可能だ。