「つきあってからわかったことですが、わたしの彼は、ホントにめんどくさい性格です。じぶんの気が乗らないと、当日になってデートのドタキャンをするのは当たり前、少しでも気に食わないことがあると、わたしを怒ります。こんな彼のことを、どうすればいいのか困っています」

今回はこのご相談にお答えしたいと思います。

■彼の親に会ってみると彼のことがよく理解できるかもしれない

「三つ子の魂百まで」と言われます。双子ではなく三人兄弟の人(三つ子)の性格は、100歳まで変わらない、という意味ではなく、幼い頃の性格は、年をとっても変わらないということ。

だから彼の、めんどくさい性格はきっと、生涯変わらないのかもしれません。どうしますかね? 別れるのか、このままつきあい続けるのか、あなたが決めるしかない問題ですよね。

それともここで、「つきあい続けましょう」と書くと、あなたはつきあい続け、別れましょうと書くと、あなたは別れる? まさかそんなことはないですよね。

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ひとつ言えることは、つきあい続けるにせよ、別れるにせよ、一応、彼が「なぜ」めんどくさい性格になったのか? を知っておくと、いろんな判断がしやすくなる、ということは言えるでしょう。

「なぜ」を知ろうと思えば、たとえば彼のご両親に会ってみるといいです。ご両親には少々失礼な言い方ですが、めんどくさい男を製造した「おおもと」を見てみる、ということです。

これは案外、思っている以上の情報を得ることができるので、おすすめです。

■人格って、浅いより深いほうがいいと思わないですか?

彼のご両親はきわめてマジメで品行方正で、物わかりがいい、でも彼はめんどくさい、こういう場合に多いのは、彼はご両親に相当甘やかされて育てられたのではないか、ということです。

あくまでも一般論ですが、たとえばこういうことが言えます。

なかには一家そろって、めんどくさい性格のおうちもありますね。家族そろって、全員が「わたしたちの性格はふつうであり、めんどくさくない」と思っているとか。

これはこれで、常識にあふれている人からすれば、「ぶっとんだご家庭」であり、じぶんに火の粉が飛んでこない限り、一緒にすごしていて楽しいこともありますよね。

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一般化していうなら、つきあったのちに見えてくる彼氏の「イヤな性格」というものには、なんらかのルーツがある、ということです。

原因があって結果がある、つまり原因なき結果なんて、この世の中にはないわけですから、なんらかの原因がある。

この原因を、じっくりと解明してもいいとお考えの人は、ぜひ解明してみるといいです。彼のご両親に会ってみるのも方法です。彼の仕事仲間に、仕事中の彼の性格について聞いてみるのも方法。

いろんな人を通して、彼の性格を分析してみると、いろんな彼の一面が見えてきて、楽しいですよ。つきあうとどうしても、お互いの関係が近くなるので、近視眼的にしか物事を見ることができなくなりがちです。

が、そこでひと呼吸置いて、複数の視点から彼を眺めてみると、意外な発見があります。

そしてこの、意外な発見をたくさん持った人がきっと、「人格的に深い」人になるのではないかと思います。人格って、浅いより深いほうがいいと思わないですか?(ひとみしょう/文筆家)
(愛カツ編集部)