服が地面に脱ぎ捨てられたバングラデシュのバルカリ難民キャンプを歩くロヒンギャ難民(2017年9月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】バングラデシュは16日、隣国ミャンマーから逃れてきたイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の国境地帯からの移動を禁止した。バングラデシュ南東部の国境地帯に逃れてきたロヒンギャは40万人を超え、過密状態となっている。

 南東部コックスバザール(Cox's Bazar)県の状況は悪化の一途をたどっており、ミャンマーのラカイン(Rakhine)州から逃れてきたロヒンギャの大半は絶望的な状況で生活している。

 ミャンマー国境から数百キロ離れた3つの町でロヒンギャ数十人が当局に発見されたことを受け、ロヒンギャが数千人規模で新たに移動してくることによって貧困国バングラデシュの中央部が圧倒されてしまうのではないかという不安が募っている。

 警察は政府が指定した国境地帯の難民キャンプおよび国境地帯からロヒンギャが移動することを禁じる命令を出したと発表した。

 警察の報道官は声明で、「彼ら(ロヒンギャ)は祖国に帰国するまで指定された難民キャンプに留まらなければならない」と述べ、ロヒンギャには友人や知人の家で避難生活を送らないように、国民にはロヒンギャに家を貸さないように、バスやトラックの運転手にはロヒンギャを乗せないように要請したと明らかにした。

 警察は主要な乗り継ぎ地点に検問所を設置し、ロヒンギャの国境地帯以外の場所への移動を阻止している。

 国連(UN)は16日、過去1か月間にバングラデシュ入りしたロヒンギャの数は、この24時間で1万8000人増え、40万9000人に達したと発表した。
【翻訳編集】AFPBB News