クロップ監督の人心掌握術は魔法の域 元ミラン10番の教え子が絶賛「これはマジックだ」

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絶大なカリスマ性でサポーターを魅了するクロップ監督 出番のない選手からも忠誠

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は絶大なカリスマ性でサポーターを魅了しているが、その人心掌握術はもはや魔法の域に達しているという。

 地元紙「キッカー」が報じている。

「もしかすると彼は、戦術的には世界最高の監督ではないかもしれない。だが、試合の局面でいかに動けばいいか熟知している監督だ。そして、選手それぞれをどう扱えばいいのか理解しているんだ」

 こう証言したのは2009年にトットナムからレンタル移籍し、ドルトムントで指導を受けた元ガーナ代表のフランクフルトMFケビン=プリンス・ボアテングだった。ドイツ、イングランド、イタリア、スペインの9クラブを転々とし、ACミランでは栄光の背番号10を託された流浪の男にとっても、クロップ監督は特別な存在のようだ。

「これは彼のマジックだ。30人のチームで全員ハッピーなんだ。こんな監督、今まで見たことがないよ。1分足りとも出番のない選手も含めて幸せにさせるんだ」

 ボアテングはこう絶賛している。クロップ監督はドルトムントの日本代表MF香川真司との厚い師弟関係も有名だ。2012年シーズン終了後、マンチェスター・ユナイテッドに移籍の決まった香川と最終戦で号泣しながら抱き合った伝説のワンシーンもあった。

 だが、クロップ監督のカリスマ性に心酔したのは香川のみではなかった。出番のない選手からも忠誠を集める手腕は、まるで魔法使いのようだと称賛を受けている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images