(写真提供=TOVIS MEDIA)レイヤン

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日本でも“スポテイナー”の時代が到来しつつあるかもしれない。何気なくテレビをつけてバラエティ番組を見ていると、最近はそう感じることが多い。

例えば9月11日に日本テレビ系列で放映された『しゃべくり深イイ★長谷川しゃべくり深イイ★長谷川博己驚く美尻カリスマ! 竹内涼真&高畑充希&長澤まさみ』では、フィットネストレーナーの岡部友が取り上げられていた。

先週の同じ時間帯で放映されたフジテレビ系列の『もしかしてズレてる?』では、トレーナー兼フィットネスモデルのAYAの一日に完全密着した特集が放映されたと記憶している。

韓国でもフィットネストレーナーが人気

局も番組も内容も異なるとはいえ、プライムタイムでフィットネストレーナーが取り上げられる様子は、それだけ日本でも“美ボディ”への関心が高まっている証拠といえるが、韓国にも似たような現象が数年前から起きている。

例えば岡部友はヒップトレーニングが有名な“美尻トレーナー”とされているが、韓国にもシム・ウトゥムがいる。

彼女も、西野同様、本職はフィットネス・ジムのトレーナーだった。ただ、“史上最高の国宝級リンゴ尻”と呼ばれるヒップラインが注目され、今ではダイエット本も発表するほどの人気者になっている。

AYAとプロフィールが似ている者もいる。以前、本欄でも独占インタビューを紹介したレイヤンだ。
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AYAは大学卒業後にフィットネスインストラクターとなり、現在は中村アン、土屋太鳳のパーソナルトレーナーも務めている経歴なども脚光を浴びているが、レイヤンももともとはフィットネストレーナーだった。

AYAと似ている!? 美女トレーナーのレイヤン

「マッスルマニア」での受賞歴で注目が集まり、その後に出演したCMなどで一躍、有名になった。

年齢はAYAよりも3歳若いが(AYAは1984年生まれ、レイヤンは1987年生まれ)、共通点は多い。

AYAはリーボックのブランドアンバサダーを務めているが、レイヤンはルコックのブランドモデルを務めている。

そうしたことに彼女たちがフィットネストレーナー兼モデルと呼ばれる理由であるのだろうが、シム・ウトゥムやレイヤンはもちろん、以前、本欄でも紹介した「上位1%の神ボディの持ち主」と呼ばれるイェ・ジョンファといった韓国で話題の美人トレーナーたちは、日本のフィットネス・トレーナーたちよりもさらにその活動の幅を広げることに積極的だ。

例えばレイヤンは、今や女優の肩書も手にしている。

もともとバラエティ番組などでも引っ張りだこだったが、2015年頃からさまざまなドラマで特別出演するようなり、ドラマ『グッドライフ』ではレギュラー出演。主演のユ・ジテとベッドシーンを演じるなどの役者魂も見せつけた。

8月からは雑学番組『M16』のスペシャルMC(司会)も務めている。

イェ・ジョンファは、ネットテレビで自身のフィットネス・ノウハウを公開するだけでなく、バラエティ番組にも多数出演しているし、この秋には映画『犯罪都市』でのスクリーン・デビューが控えている。

シム・ウトゥムはバラエィ番組や各種授賞式に華を揃える一方で、今年4月にはマレーシアで行われた「インフルエンス・アジア2017」(アジアのソーシャルメディアで活躍する人物を称える賞)のヘルス&フィットネス部門で堂々の1位に輝いた。

ドラマに、映画に、世界の舞台に。韓国の美人トレーナーたちは“フィットネストレーナーという当初の肩書に囚われないマルチな活動を見せており、その活動範囲の広さから“スポテイナー”(「スポーツ」と「エンターテイナー」を組み合わせた造語)と呼ばれているほどなのだ。

日本でも“スポテイナー”が定着するか

一介のフィットネストレーナーに過ぎなかった人物たちが、エンターテインメントの世界でもその活躍の場を広げてくケースは今後、日本でも十分にありえるだろう。

実際、最近では紅蘭のようにタレント兼パーソナルトレーナーの肩書きを持つ人物も登場。AYAなどフィットネストレーナーたちの露出が多くなっていけば、日本でも“スポテイナー”というジャンルが生まれるかもしれない。

ただ、フレッシュで健康的であることが“スポテイナー”に求められる条件。その“美ボディ”を維持することが前提条件となるが、人気に火がつき本業よりもタレント業のほうが忙しくなってしまうと、トレーニングもままならず体型を維持できなくなり、それが人気の致命傷になりかねない。

そのため韓国では世代交代も激しい。美ボディ自慢のフィットネストレーナーやスポテイナーが次々と登場するが、人気の浮き沈みやアイコンの入れ替わりも激しいのだ。

はたして日本にも“スポテイナー”というジャンルが生まれ定着するだろうか。最近のAYAなどの活躍を見ていると、それももうすぐ目の前のような気がするが…。

(文=慎 武宏)