今夏、多くの引き合いがありながら、チーム愛を優先して残留したグリエーズマンが、ファーストゴールの栄誉を手にした。 (C) Getty Images

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 9月16日(現地時間)、リーガ・エスパニョーラ第4節でアトレティコ・マドリーは1-0でマラガを下した。

 このホームゲームは、A・マドリーにとって歴史的な一戦となった。「ビセンテ・カルデロン」からホームスタジアムの座を受け継いだ「ワンダ・メトロポリターノ」での、最初の試合を迎えたのである。
 
 1966年から使用してきた愛着のある“ホーム”を後にし、完成したばかりの67703人収容の最新鋭スタジアムに居を移したA・マドリー。今シーズン、彼らにとって初のホームゲームとなったこの一戦で最も興味を集めたのは、誰がここでファーストゴールを決めるのか、ということだった。
 
 華やかなセレモニーの後に始まった一戦では、A・マドリーが積極的に攻撃を仕掛け、4分にガビがファーストシュートを放つ。その後、コレア、コケ、トーマスもゴールを狙ったが、いずれもゴールネットを揺らすには至らない。
 
 対するマラガも、36分のボルハのシュートを皮切りに、レシオ、ロサレスがシュートまでも持ち込んだ。
 
 互いにスコアレスで向けた後半、ポゼッションで上回るA・マドリーはサウールや交代出場のカラスコがゴールに迫るが、決定的な一撃を放つことができないまま、試合は60分を迎える。そして、ついにその瞬間は訪れた。
 
 コレアが右サイドを突破して中央に折り返すと、これに合わせたのはグリエーズマン。フランス代表の点取り屋はこのチャンスを逃すことなく、歴史にその名を残すこととなった。
 
 A・マドリーは残りの時間、マラガの反撃を抑えてこの記念すべきゴールによるリードを守り切り、歴史に残るこけら落としの一戦を勝利で飾った。これで今シーズンのリーガでの通算成績は、2勝2分けとなった。
 
 次節はアスレティック・ビルバオの本拠地に乗り込むA・マドリー。次にこのホームスタジアムに戻ってくるのは9月23日、第6節のセビージャ戦である。そして27日にはチャンピオンズ・リーグ(CL)でチェルシーを迎え撃つ。