今季リーグ戦初失点を喫したテア・シュテーゲン。柴崎弾はどんな名GKにとってもノーチャンスだっただろう。(C)Getty Images

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 今シーズンは開幕3試合でクリーンシートを達成し、昨シーズンから数えて450分間を無失点で凌いでいたドイツ代表GK、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン。バルセロナが誇る25歳の若き正守護神が、ついにその牙城を崩された。ヘタフェの日本代表MF、柴崎岳がスコアラーだ。
 
 リーガ・エスパニョーラ4節のヘタフェvsバルセロナ戦は、アウェーチームの2-1逆転勝利に終わった。39分、ヘタフェの先制点を挙げたのが柴崎。バルサ・ゴールまで20メートルの位置だ。マルケス・ベルガラが頭で落とした浮き球に対して、迷わず左足を振り抜き、鋭いドライブ回転のかかった一撃でテア・シュテーゲンの頭上を抜いた。
 
 無失点記録が止まったが? そう問われた守護神はこう答えた。
 
「失点シーン? 大事なのはチームが3ポイントを獲ったという事実だ。あのシバサキのゴールはグレイトと言うほかない。それが偽らざる真実だ。彼にはおめでとうと言いたい」
 
 そしてドイツ人は、ゲームインプレッションを語った。
 
「本当に困難なゲームだった。芝はドライでかなり重く、プレースピードがまるで上がらなかったんだ。それでも僕たちには確固たる自信があった。こういう試合展開でもきっちりリカバーし、勝ちにもっていけるのがバルサの真骨頂。苦しいなりにもチャレンジを続けて、後半はより多くのスペースを見つけられたし、主導権を握り続けた。2ゴールを奪って逆転できたのは、必然の結果だと思う」
 
 今回のヘタフェ戦がバルサでの公式戦100試合目だったテア・シュテーゲン。最後は「おかげさまでいい記念になった。勝利できたのがなにより嬉しい」との言葉で締めた。