澤藤電機、株主優待の変更で「QUOカード」が従来の 半額でもらえるようになって優待利回りがアップ! 単元株数変更と株式併合に合わせて配布基準を新設へ

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 澤藤電機株式会社が、株主優待の配布基準を変更することを2017年9月14日に発表した。

 従来、澤藤電機の株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「1000株以上保有する株主に、QUOカード1000円分。5000株以上保有する株主に、QUOカード3000円分を贈呈」というものだった。

 今後もQUOカードが贈呈される点は変わらないが、2017年10月1日を効力発生日として、単元株数変更(1000株⇒100株)と株式併合(5株⇒1株)が実施されることに伴い、株主優待の配布基準が変更になる。

 具体的には、変更後は「100株以上保有する株主に、QUOカード1000円分。1000株以上保有する株主に、QUOカード3000円分を贈呈」となる。現時点で1000円分のQUOカードがもらえる1単元(1000株)を保有していれば、単元株数の変更と株式併合が実施されたあとは200株の保有になるが、単元株数の変更と株式併合の実施後は「100株保有」の配布基準が新設されて、従来の半分の投資額で1000円分のQUOカードがもらえることになる。

 この株主優待の変更は、2018年3月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。

澤藤電機の株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)※単元株変更および株式併合前
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末 1000株以上 QUOカード1000円相当
5000株以上 QUOカード3000円相当
(変更後)※単元株変更および株式併合後
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末 100株以上 QUOカード1000円相当
1000株以上 QUOカード3000円相当

澤藤電機の株主優待の利回りは?

 澤藤電機の2017年9月15日時点の株価(終値)は567円なので、変更前と変更後の株主優待利回りを計算すると、以下のようになる。

【変更前】
(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×567円=56万7000円
優待品:1000円分
優待利回り=1000円÷56万7000円×100=0.17%

(5000株保有の場合)
投資金額:5000株×567円=283万5000円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷283万5000円×100=0.10%

【変更後】※1000株⇒100株の単元株変更と、5株⇒1株の株式併合後
(100株保有の場合)
投資金額:100株×(567円×5株=2835円)=28万3500円
優待品:1000円分
優待利回り=1000円÷28万3500円×100=0.35%

(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×(567円×5株=2835円)=283万5000円
優待品:3000円分
優待利回り=3000円÷283万5000円×100=0.10%

 澤藤電機の株主優待は、10月1日に実施予定の単元株数の変更と株式併合に伴うもの。10月1日より前から同社の株式を保有している株主の場合、保有株数1000株は200株に、5000株は1000株に変わるが、株主優待利回りは変更前と変わらない。ただし、10月1日以降に新たに投資する場合、100株(9月30日以前の500株)でも株主優待の権利が獲得でき、1000円分のQUOカードがもらえるようになった。つまり、株主優待の権利を獲得するためのと最低投資額は従来の半額になり、1000円分のQUOカードがもらえる株主優待の内容は変わらないため株主優待利回りは以前の2倍となる。株主優待利回りは0.35%と高くはないが、以前よりは個人投資家の注目が集まることになりそうだ。

 なお、澤藤電機はトラック・バス用電装品、ポータブル発電機、ポータブル冷蔵庫などを手掛ける企業。群馬県太田市に拠点を置く。2017年8月4日に発表された2018年3月期の第1四半期の連結業績は、すべて前年同期比で、売上高が5.0%増、営業利益が30.0%減、経常利益が136.4%増、四半期純利益が462.0%増。電装品事業、発電機などが好調に推移。通期では増収増益を見込む。

■澤藤電機
業種コード市場権利確定月
電気機器6901東証1部3月末
株価(終値)単元株数
(※2017年9月14日時点)
最低投資金額配当利回り
567円1000株56万7000円0.88%
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※株価などのデータは2017年9月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。