レアンドロハットで鹿島が逆転勝利! 新潟2点リードも守り抜けず…《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第26節のアルビレックス新潟と鹿島アントラーズの試合が、16日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、4-2で鹿島が勝利した。

▽3連勝中で首位をひた走る鹿島(勝ち点55)は、最下位との一戦に向けて、1-0で勝利した前節の大宮アルディージャ戦からスタメンを2名変更。山本、遠藤に代えて、西、レアンドロを起用した。新潟で評価を高めたレオ・シルバは、古巣との対戦にスタメンで出場することとなった。

▽対する新潟(勝ち点11)は、残留ラインの15位・ヴァンフォーレ甲府(勝ち点21)から、勝ち点を「10」離されての最下位となっている。前節は、サンフレッチェ広島(勝ち点20)との下位決戦をスコアレスドローに終え、大きく前進するチャンスを逃すことに。残り9試合で残留を果たすためには、たとえ首位を前にしても、勝ち点を獲得することが求められる。現実的なプランが必要となっている新潟は、広島戦と同様のスタメンで、この試合に臨んだ。

▽試合は、波乱の幕開けとなった。序盤から新潟がホニを起点としたカウンターに狙いを絞り、鹿島の陣内まで度々侵攻した。すると5分、カウンターの場面でボールを持った山崎が、裏に走り抜けた小川に精度の高いスルーパスを供給。左サイドに流れた小川が低いクロスを折り返すと、ボックス内に走り込んだドウグラス・タンキが足で合わせ、貴重な先制点とした。

▽失点後に攻勢を強めた鹿島は、13分に伊東の右サイドからのクロスを、ボックス内中央で収めた金森がシュートを放つ。強烈なシュートが枠を捉えたが、GKが立ちはだかった。18分には、再び伊東が右サイドからクロスを送り、金崎が頭で合わせたが、これは枠を外れる。

▽守備時に2ラインを低く敷きつつも、ボールホルダーに素早いプレスをかけ続ける新潟に対し、鹿島はサイドからの素早い攻撃で応戦。しかし、ゴールマウスに迫りこそするものの、得点を奪うには至らず。逆に前半終了間際の45分、再びカウンターの場面で、磯村のボックス左からのクロスに飛び込んだホニが追加点を奪取。首位を相手に最下位が2点のリードを得て、試合を折り返した。

▽それでも、後半開始早々に、王者が意地をみせた。49分、右CKのキッカーをレオ・シルバが務めると、ニアに位置していた西に合わせる。頭で逸らしたところ、反応したレアンドロがヘディングシュートを決め切り、ビハインドを縮めた。

▽波に乗る鹿島は67分、同点弾を奪い切る。61分に金森との交代でピッチに入った安部がボックス内でドリブルを仕掛けると、DFに阻まれたものの、ボールはこぼれて西の足元へ。パスがボックス中央のレアンドロに渡ると、落ち着いて流し込み、ネットを揺らした。

▽さらに鹿島は67分、逆転に成功する。ボックス左手前でボールを持ったレアンドロがドリブルを選択。小泉と競り合いつつもボックス内に侵入すると、左足を振り抜いて強烈なシュートを放った。これがネットに突き刺さり、レアンドロがチームを救うハットトリックを達成する。

▽後半終了間際にも鹿島がゴールを挙げる。ボックス内で倒された西がPKを獲得。89分、キッカーの金崎が落ち着いて決め、自身の今シーズン11点目とした。

▽試合はこのまま終了。前半は新潟が鹿島を追い詰める展開となったが、終わってみれば、2点差で鹿島が勝利。この結果、新潟は勝ち点を積み上げることは叶わず。対して、鹿島は一時劣勢に立たされたものの、地力をみせ4連勝を飾り、優勝への道のりをまた一歩前進する結果となった。