年1開催の熊谷で大宮に悪夢…長沢にAT弾許して勝ち点2を落とす《J1》

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▽16日に明治安田生命J1リーグ第26節の大宮アルディージャvsガンバ大阪が熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、2-2のドローに終わった。

▽年に1回の開催となる熊谷スポーツ文化公園陸上競技場での一戦。リーグ戦3戦未勝利の17位・大宮(勝ち点20)が、前節のヴィッセル神戸戦に敗れた7位のG大阪(勝ち点39)を迎えた。

▽立ち上がりは[4-1-4-1]のフォーメーションを採用した大宮がサイドを使って崩しにかかる。4分には右サイドを突破した奧井のクロスは江坂に合わなかったが、その流れから大前が狙うなどフィニッシュまで持ち込む。一方、[4-4-2]で構えるG大阪は、球際に厳しくいくもののボールを奪ってからのビルドアップでミスが目立つ。

▽それでもG大阪16分、右サイドでボールを受けた井手口のクロスに泉澤が飛び込む。しかしボールとの距離感が合わずに、シュートは枠外へと外れた。さらに19分にも高い位置でボールを奪い切ったG大阪が、ボックス左のファン・ウィジョのシュートでゴールに迫るがGK加藤がセーブ。さらに直後にはボックス内の混戦から井手口が押し込みにかかる。しかし至近距離からのこのシュートもGK加藤がセーブした。

▽流れが悪かった大宮だが22分、右サイドを細かなパスで崩すと、マテウスがボックス手前から左足を一閃。決定機を作り出したが、シュートはわずかにクロスバーを越える。迎えた28分、ファン・ウィジョの落としを受けた泉澤がボックス右に持ち出してマイナスのクロスを入れる。後方から走り込んだ井手口がダイレクトで蹴り込んだボールが、相手にディフレクトしてコースが変わるとそのままネットを揺らしてG大阪が先制した。

▽流れは掴みながらも失点を喫した大宮はフォーメーションを[4-2-3-1]に変更して臨む。マテウスの仕掛けからG大阪ゴールに迫るも決定機までは持ち込めず。逆にバックラインの裏を狙うファン・ウィジョの対応に手を焼き中盤が間延びしてしまう。

▽結局、G大阪がリードして試合を折り返すと、前半同様に大宮がボールを持ち時間が多くなる。49分にはボックス左でボールを受けたマテウスが、相手の股を通すスルーパスを狙ったが、このチャンスに味方は反応できず。

▽しかし50分、ハーフウェイラインからのクロスボールがボックス左にこぼれると、これをマテウスが左足でダイレクトシュートを放つ。強烈な弾道のシュートがネットを揺らして大宮が試合を振り出しに戻した。

▽追いつかれたG大阪は、前への圧力を強めて能動的に仕掛けていく。59分にはボックス手前でショートパスを繋ぎ、泉澤のヒールパスから倉田がボックス内に侵攻。シュートを狙うが、ここは山越がスライディングでブロックに入った。

▽大宮は68分、和田と横谷を下げて河本とマルセロ・トスカーノを送り出す積極采配に出る。すると74分、左CKを獲得した大宮は、大前が入れたボールが相手のオウンゴールを誘発し逆転に成功した。

▽G大阪は77分、右サイドを突破した米倉のマイナスのクロスにファン・ウィジョが頭で合わせる。しかしここもGK加藤が立ちはだかり、同点とはならず。大宮も80分に決定機を迎えたが、大前のパスからマルセロ・トスカーノが放ったループシュートはわずかに落ちきらず。

▽G大阪は86分、ボックス内の競り合いから長沢がヘディングシュートを狙うが、ボールはクロスバーを直撃。その後も追いかけるG大阪が攻め込むとアディショナルタイム、井手口のクロスボールを起点にボックス内の長沢がこぼれ球を押し込みG大阪が試合を振り出しに。試合はそのまま終了を迎え、G大阪が土壇場で勝ち点1をもぎ取った。