台風19号(アジア名:トクスリ)上陸後のベトナム・ハティン省で倒れた電柱(2017年9月16日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ベトナム中部沿岸に15日に上陸した台風19号(アジア名:トクスリ、Doksuri)により、これまでに3人の死亡が報告されているほか、家屋の損壊など大きな被害が出ている。当局は台風19号について、同国を直撃した台風としてはここ何年かで最強レベルとしており、多数の住民が避難している。

 台風19号の上陸により、木々や大型看板はなぎ倒され、多数の家屋が損壊するなど多くの被害が出ている。さらに沿岸部では広範囲にわたって洪水と停電が発生している。

 現地のAFP記者によると、ベトナム中部ハティン(Ha Tinh)省では一般車両はほとんど走っていないが、数台の緊急車両が沿岸部に向かうのを目撃したという。また国営ベトナム・テレビ(VTV)は、同省内で大型の電波塔1基が倒壊したと報じている。ベトナムの災害危機管理局によれば、これまでに4つの省で計7万9000人以上の住民らが避難している。

 VTVの取材に応じたクアンビン(Quang Binh)省人民副委員長によれば、同省では1人が死亡したと伝えられているほか、15日正午までに家屋5000戸以上が損壊した。

 また当局は、トゥアティエン・フエ(Thua Thien-Hue)省で豪雨のために男性1人が川に流され死亡したと発表。また、国営メディアによれば、ハティン省でも豪雨の影響で1人が死亡した。
【翻訳編集】AFPBB News