指揮官から絶大の信頼を寄せられるイカルディ。このまま長くインテルに留まり、誰からも認められるレジェンドとなるのか!? (C) Getty Images

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 母国のレジェンドからは厳しいコメントが寄せられている。だが、インテルにとってマウロ・イカルディが欠かせない存在なのは確かだ。ルチアーノ・スパレッティ監督は、他クラブからの引き抜きを阻むべく、巨額の契約解除金を設定すべきとの見解を示した。

 負傷でプレシーズンの調整が出遅れたイカルディだが、セリエA開幕から3試合で5ゴールと絶好調。得点ランク首位タイに立ち、開幕3連勝と好調のインテルを牽引している。
 
 ホルヘ・サンパオリ監督が就任して以降は、アルゼンチン代表にも招集されるようになった。現地時間9月15日に発表された来月のワールドカップ予選に向けた招集メンバーリストにも名を連ねている。前回に続き、ユベントスのゴンサロ・イグアインを差し置いての招集だ。
 
 スパレッティ監督は、キャプテンマークを巻くイカルディについて、イタリア『メディアセット』で「可能な限り高額の契約解除金を設定すべきだ。イスコとか、あらゆるトップクラスと同様の額で」と述べている。
 
 レアル・マドリーに所属するスペイン代表のイスコは、2022年までの契約延長が発表されたばかりだが、スペイン・メディアは彼の契約解除金の額が7億ユーロ(約896億円)に達すると報じている。スパレッティ監督は、イカルディにもそれだけの価値があると主張したのだ。
 
 イカルディの契約には、国外クラブのみを対象に1億1000万ユーロ(約140億8000万円)の解除金が設定されているといわれる。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は先日、この額が2億ユーロ(約256億円)に上方修正されるか、設定そのものが外される可能性もあると報じたところだ。
 
 以前から対立するウルトラス(熱狂的サポーター)からは、今も批判を浴びせられているイカルディだが、クラブは指揮官の要望通り、巨額の契約解除金を設定するのか。代理人を務める妻のワンダ・ナラとの契約更新に向けた交渉が始まるか注目される。