レディオヘッドって、あまり詳しくない人でも、なんか暗〜い曲が多いイメージを抱いているのでは?

イエス、たしかにその通り。フロントマンのトム・ヨークの個人的なコンプレックス/鬱屈した感情を歌ったものも多く、それらは暗く、アンニュイで閉塞的な空気感(そして、それらを打ち破るエネルギーにも)満ちていて、だからこそ多くのリスナーを惹きつけているのでしょう。『Creep』なんかはね、まさにそんな曲。

「憂鬱指数」で
レディオヘッドを分析

そんなレディオヘッドの熱狂的ファンであり、データ・サイエンティストでもあるイギリス人のCharlie Thompsonさんが、あるユニークな研究に着手。それは、科学的なデータを用いて、すべてのレディオヘッドの曲の中でいちばん憂鬱なナンバーを割り出そうというもの。 

Charlieさんは、Spotifyの音楽分析データ、歌詞の内容、それらを総じて“憂鬱指数と名付けた独自のデータを使ってレディオヘッドの全楽曲をアナライズ。

詳しくはこちらをチェックしてほしいのですが、結果としては、全9枚のスタジオ・アルバムの中でもっとも憂鬱なアルバムは最新作『A Moon Shaped Pool』に。そしてそのアルバムの最後を飾る『True Love Waits』が、もっとも憂鬱なレディオヘッドナンバーという結論に。

ピアノ独奏をバックに訥々と歌うトム・ヨークのボーカルと、現れては消えていくサウンドコラージュがあいまって、たしかに『True Love Waits』を聴いていると、広い世界にひとり取り残されたような、なんとも言えない気持ちになってしまいます…(半泣)。

個人的には『Everything In Its Right Place』とか『Fitter Happier』とか、もっとディプレッシングに感じるけれど、エニウェイ、実際に下記Spotifyで聴いてみてください(プレイヤーが表示されない場合はこちらを)

憂鬱じゃない曲も判明。
でも、これってハッピー?

一方、対極的にハッピーな曲として、下の『15 Step』や『Bodysnatchers』、そして『Feral』が挙げられています。

いや、一般的な感覚からするとそこまでハッピーな曲には聴こえないけれど、たしかにアッパーではあるし、レディオヘッドの曲の中ではハッピーなのかも?

Top Photo by Peter Pakvis/Redferns/Getty images
Reference:Radiohead,Rrcharlie