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今年も新米の季節がやってきた。それに合わせて最新の炊飯器が続々と登場している。では一番美味しいご飯が食べられるのは、どの炊飯器なのだろうか。今年の特徴は大手メーカーに加えて、新進気鋭の家電ベンチャーなどからも注目の炊飯器が登場していること。大人気の鍋ベースにした炊飯器や蒸気で炊く炊飯器も見逃せない。いち早く全ての炊飯器でご飯を炊いて、味、食感、そして使い勝手をテストしてみた!



バルミューダ

BALMUDA The Gohan

実勢価格:4万4820円

【SPEC】炊飯容量:1.0〜3.0合 食感設定:なし 最大消費電力:約670W サイズ/質量:W275×D251×H194mm/約4.0kg

ガスで炊いたご飯の美味しさを目指して開発された蒸気炊飯器。独自の二重釜を採用しており、外釜に蒸気を生み出す水をセット。その中にお米の入った内釜を入れることで、蒸気による100℃以下の優しい熱で包み込み、お米の表面を傷つけることなく、ご飯の美味しさを引き出しながら炊けるのが特徴。炊飯コースは白米のほか、早炊き、玄米、炊込おかゆを用意。味が劣化するからとの理由で保温機能を搭載しないニューウェーブの炊飯器だ。ボディカラーはブラックとホワイトが選べる。

白米炊きたての美味しさ



「白米」モードで炊飯。炊飯時間は約60分。炊き上がりは非常に艶やかで粒立ちがいい。非常にしゃっきり感の強い口当たり。甘みは抑えめで、他とは異なる個性的な炊き上がりだった。





早炊きモードの美味しさ



「白米早炊」モードに設定して炊飯。時間は約40分。粒感は通常モード同様に強い炊き上がりだった。炊飯量が2合だったためか、通常モードよりはバランスの良さを感じた。





メンテナンス性



洗う必要があるのは内ふたのみ。ただし、端に蒸気を貯めるボックスがある。取り外しはできないが、フタが開けられるので、一緒に洗っておきたい。



操作性



メニューは非常にシンプルで「炊き方」ボタンを押して炊飯メニューを切り替えるだけ。予約炊飯機能は備えている。



他の炊飯器と異なり、蒸気を発生させるために外釜に水を入れる。専用の水容器で200ccの水をセットしてそこに内釜を入れる。



デジタル&家電ライター コヤマタカヒロの評価



他にはない個性的な炊き上がり 炊飯器らしくないデザインも魅力

数々の家電製品で旋風を巻き起こした同社らしく、大手メーカーの炊飯器にはない炊飯方式を採用し、他にはない食べ応えのご飯が炊ける。しゃっきり感が非常に強い口当たりは好みが分かれるが、一般的な炊飯器のもちもち感と甘みが際立ったご飯の味に満足できないという方にぜひ試してほしい。また、3合炊きというサイズや保温機能がない点は家庭を選ぶが、同社の提案するご飯の味やデザインに惹かれる人には他の選択肢はありえないといえる孤高の炊飯器だ。

コヤマタカヒロ/デジタル&家電ライター PCからAV機器、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。モノ誌を中心に、Webニュースやオウンドメディアなどの多岐にわたる。米・食味鑑定士の資格も取得。

※『デジモノステーション』2017年10月号より抜粋