英2部バーンズリーが“マネーボール”で大改革!? MLBの敏腕GMを招聘へ

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MLBアスレティックスを強豪に仕立て上げたビリー・ビーン氏に白羽の矢

 資金力に乏しいチームが生き残るためには、様々な工夫やデータを凝らしてチームを作り上げていく必要がある。

 イングランド1部(英2部相当)に所属するバーンズリーFCもそこに頭を悩ませるクラブの一つだったが、中国資本が参入して“プチ金満化”を果たしつつある。そこで映画化もされた、ある敏腕GMをクラブに招聘すると、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 そのGMの名とは「ビリー・ビーン」。この名前でピンときた人は、サッカーファンであると同時に熱心なメジャーリーグ(MLB)ファン、もしくは映画ファンでもあるだろう。ビーン氏は元々大リーガーとしてプレーするほどの実力を持っていたものの、真価を発揮できぬまま引退した。

 その経緯もあって、旧態依然とした野球のスカウティング術ではなく、データ分析に基づいた手法を取り入れ、裕福な球団とは言えないMLBのオークランド・アスレティックスを強豪チームに仕立て上げた。その手法は「マネーボール」という書籍、そして映画となって大ヒットした。

サッカーへの興味も強くTVでプレミア観戦

 現在ビーン氏はオランダのAZとアドバイザー契約を結んでいるが、フランスリーグのニース会長を務める中国人オーナー、チェン・リー氏がバーンズリーを買収する予定で、オーナー就任が決定次第、ビーン氏を呼び寄せる予定だという。

 元野球選手だったビーン氏だが、長年にわたってサッカーに対する興味は強く、同紙によると「毎週土曜日に3試合、米国でプレミアリーグの中継を観ていた」という。サッカーの知識、そして大リーグで培った分析能力をもとに、“マネー・フットボール”でバーンズリーに改革をもたらすことになるのだろうか――。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images