米ニューヨークの国連本部で、北朝鮮に関する安全保障理事会の緊急会合を終え、報道陣に声明を発表する安保理議長国エチオピアのタケダ・アレム国連大使(2017年9月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国連安全保障理事会(UN Security Council)は15日、北朝鮮のミサイル発射を「非常に挑発的」だとして強く非難する声明を発表した。

 北朝鮮は新たな国連制裁に反発して中距離弾道ミサイルを発射。同ミサイルは日本の上空を通過して太平洋(Pacific Ocean)に落下し、これまでで最長の飛行距離を記録した。

 安保理は今回の発射について、北朝鮮が日本上空を通過するミサイルを発射してからわずか3週間後、また北朝鮮にとって6度目となる過去最大の核実験から2週間もたたずに行われたと声明で非難。

「これらの発射を強く非難し、北朝鮮の常軌を逸した行為を非難する。そしてそのようなすべての行為を即刻停止することを求める」と発表した。声明は全会一致で採択され、中国も支持した。

 声明はさらなる制裁には言及していないが、すべての国連加盟国はこれまでの制裁決議を「完全かつ包括的に、直ちに履行しなければならない」としている。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は21日、ニューヨーク(New York)で日本の安倍晋三(Shinzo Abe)首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-In)大統領と会談し、北朝鮮の脅威について協議する予定となっている。

 一方、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は電話で会談。両大統領は北朝鮮の核兵器開発プログラムをめぐる緊張を解決する唯一の手段は北朝鮮との対話だと表明した。これは対北朝鮮制裁の強化を主張する米国と日本を念頭に置いたものだ。
【翻訳編集】AFPBB News