「自分を愛することからはじめよう」四角大輔さんインタビュー

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レコード会社プロデューサー時代に7度のミリオンヒットを記録。2010年より、ニュージーランドの原生林に囲まれた湖畔で半自給自足な暮らしを続け、年に数十ヶ国を移動しながら複数のプロジェクトを遂行する四角大輔さん。
最近では、本田直之さんとの共著『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』を出版し、現代のワーク&ライフスタイルにおけるオピニオンリーダー的存在でもあります。
そんな四角さんに、今、私たちが大切にすべきことや、これからあるべき姿についてなど、お話を伺いました。
なぜ自分を愛することが必要なの?

講演会や自身の会員制コミュニティで四角さんが最も力を込めて伝えるメッセージ。それは「自分を愛すること」の重要性です。四角さんは自分を愛し、大切にすることがすべての基本だといいます。
「自分をないがしろにして生きることは、死んでいるのと同じ。"生きる"ことから逃げていると言っていいでしょう。多くの人がわかっていないのが、本気で自分のことを大切にするのってとんでもなく難しくて大変だということ」
世界中を旅する四角さんは、旅先で出会った人たちにこんな質問をするそうです。「本当のあなた自身はどこにありますか?」と。
するとほとんどの人が胸やお腹のあたりを指し、思考を司る頭(脳)を指し示す人は、白人男性の一部くらいだと言います。
「肉体の真ん中あたりに、心があると多くの人が感じています。僕は、心と命は同義と捉えていて、すべての正解を知っている命は、常にそれを伝えようとしてくれている、と思っています。
僕が常々伝えているのは、頭で考える前に、心で感じて欲しいということ。頭は心とは遠い場所にあります。頭ですべてを判断しようとするから、現代人は間違った選択をしてしまうのです。でも、命は言葉を持たないので、ちょっとした違和感やワクワク感というように、身体を通して正しい答えを伝えようとしてくれます。心で感じることを優先するというのは、自身の体感や感覚を信じることでもあるのです。
そして、自分自身である命が発する、そういった狆さな心の声瓩反新に向き合って生きることこそが、自分自身を本気で愛することの第一歩だと考えています」
とは言え、どうすれば心の声を聞けるようになるかわからない人も多いはず。四角さんによると、心の声を届けてくれる自分の身体を健全な状態で維持するために、徹底的にケアすることが必要とのこと。
身体はあらゆることをキャッチし、それを体調などによって自分自身に教えてくれます。例えば、食欲がなかったり身体がダルかったり、そんな身体からの些細なメッセージを受け取り、理解し、ケアすることからはじめてみましょう。
自分を大事にすることが、周りも大事にすることにつながる

「次に伝えたいのは、僕ら人間は社会的な生きものですから、ひとりでは生きられないということ。自分を本気で大切にするためには、ライフパートナーや仲間の存在が絶対に必要です。家族や親友を本気で大切にするためには、ちゃんとした街や国、そして、健全な地球が絶対に必要であると気付くはずです」
私たちは、あらゆる人や自然、モノとの関係性のなかで生かされている。そのことを常に意識することで、自分以外の人やモノに対しての畏敬の念が生まれるのではないでしょうか。
「先祖から未来の子孫を考えると、僕たちはものすごく長い猝燭離薀ぅ鷯絖瓩砲い泙后だからこそ、自分ごととして、自身の両親や祖父母といった、命を与えてくれた存在に敬意を持つべきであり、自分ごととして、人やご近所さん、社会や地球を愛し、数世代先の子ども達のことを考えて行動すべきなのです」