12日に発表されたApple Watch Series 3は、LTE通信機能を新たに搭載し、腕時計が携帯電話になったような、まさに夢のようなデバイスへと進化を遂げました。しかしながら、Series 3のLTEが国際ローミングに対応していない可能性が浮上し、海外に頻繁に行く人にとっては大きな問題となりつつあります。

通信事業者のサービスエリア外では使用できない?

Apple公式ウェブサイトのApple Watch Series 3の技術仕様ページには、「ローミングは通信事業者のサービスエリア外では使用できません」との記載があり、「詳しくはサービスプロバイダにお問い合わせください」と続き、若干あいまいな表現になっています。
 
真相を探るためRedditユーザーのlearnjavaが米国のApple サポートへと問い合わせたところ、「Apple Watch Series 3はローミングに対応していません」と、はっきりとした回答が得られたとのことです。

ローミングに対応していないってどういう意味?

携帯電話での通信は、通常、自国のサービスプロバイダのサービスエリア内にて行なわれます。ローミングとは、利用者が海外などのサービスエリア外にいるときでも事業者間の提携により、自国の事業者と同程度のサービスの利用を可能にすることをいいます。
 
デバイスがローミングに対応していない場合、自国のサービスエリア外ではいっさい携帯電話ネットワークが使用できなくなってしまいます。
 
EU圏内では、2017年6月からローミングの手数料の原則無料化が実施され、どの国のサービスプロバイダと契約していてもEU圏内であれば元の事業者と同じサービスが受けられるようになりました。
 
しかしながらApple Watch Series 3はローミングに対応していないため、仮にEU圏内でApple Watchを購入したとしても、ひとたび国をまたぐとLTE通信機能は失われてしまうことになり、国境を頻繁に行き来するEUの人々にとっては大きな問題となりかねません。
 
Apple Watch Series 3は今のところ、国内にてアクティブに活動したいユーザーに照準を合わせているのでしょうか。Apple Watch Series 3は9月22日に発売される予定です。
 
 
Source:TrustedReviews
(lexi)