北への制裁強化は…国連安保理が緊急会合へ

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 今回の北朝鮮のミサイル発射を受けて、国連の安全保障理事会は日本時間の16日午前4時から緊急会合を開く。さらに制裁を強化する議論になるのか、ニューヨークから平本典昭記者が伝える。

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 国連では4日前に制裁決議を採択したばかり。ある外務省関係者は、「決議は意味がないと言われたようなものだ」と話していて、どれだけスピーディーに次の一手を打てるかが焦点。

 別所国連大使「きわめて強い決議を合意できたところですから、この合意をしっかりと実施にうつしていく」

 これまで国連は弾道ミサイル発射に対しては基本的に非難声明の発表で対応してきた。しかし、今回は決議採択直後に起きたこともあり、ある外務省関係者は「アメリカは前回の交渉で譲歩した制裁を復活させた決議を求めるだろう」と話している。

 この後の安保理で制裁がすぐに決まることはないが、日米は圧力強化に動く考えだ。

 トランプ大統領は、朝から7連発したツイッターでは北朝鮮に関する言及はなかったが、先ほどカメラの前でコメントした。

 トランプ大統領「北朝鮮など多くのことについて私は報告を受けている」

 トランプ大統領は来週、日米韓、日米首脳会談を予定していて、ある外務省関係者は、「大統領自らが先頭に立ち、制裁強化に動くのでは」と述べている。

 来週から本格的に始まる国連総会には、制裁を強めることに慎重な中国、ロシアも外相級が参加する予定で、制裁をめぐる直接交渉が行われることになる。