東京VのFWカルロス・マルティネスはイニエスタの友人! スペイン紙『マルカ』が日本でプレーするイニエスタの友人と特集記事を掲載

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▽J2の東京ヴェルディに所属するスペイン人FWカルロス・マルティネスが、バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの友人であることが判明した。スペイン『マルカ』が東京でプレーする同選手の特集記事を伝えている。

▽バルセロナ出身のカルロスは、幼少期にバルセロナの下部組織であるラ・マシアで一時期プレーしていたという。その後、スペインの下部カテゴリーのクラブを渡り歩きながら弁護士の資格を取得するなど、一風変わったキャリアを過ごしてきた同選手は、ビジャレアルB(スペイン3部)から今年7月に東京Vに加入した。

▽『マルカ』は、ここまで明治安田生命J2リーグ出場9試合で1ゴールと適応に苦しむカルロスの東京での近況を同選手のインタビューと共に伝えている。

「東京では快適に暮らしているよ。ここは信じられないほど素晴らしい国なんだ。僕と家族はうまくこの国に順応できているよ。スポーツ面に関しては、ここでのフットボールはヨーロッパとかなり違っている。彼らのスタイルに適応するのは難しいけど、今はチームに少しずつ馴染めてきている」

「僕は海外で暮らすという経験を求めていた。この夏に幾つかのオファーを検討したあと、最良の選択肢は東京ヴェルディだという結論に至ったんだ。この国、クラブの歴史、プロジェクトという部分でも最良の選択肢だった」

▽また、カルロスはJ2の戦いの特徴についても以下のように説明している。

「ここではほとんど中断期間がなく、試合は絶えず行われているよ。試合の中身に関してもペースのコントロールという概念があまりないように思える。ほとんどのチームが守備時には5バックで戦っている。日本人プレーヤーに関しては、特別に強く、戦術的に優れているわけではないけど、切り替えやインテンシティを常に供給していると思う」

▽さらに、慣れない日本語でのコミュニケーション(チーム内の3選手を除く)という部分でも難しさを感じているという。

「言語はとても大きなハンディキャップだよ。同じ言語で話せるチームメートが1人もロッカールームに居ないことは難しい状況だね。特に、ピッチ上でパートナーに伝えたいことがあるときは、かなり難しいよ。ただ、日常という部分ではそれほど難しいことはないけどね」

▽また、カルロスはラ・マシア時代に関係を築いたイニエスタら世界的なスタープレーヤーとの関係についても言及している。

「僕たちはバルセロナのフットボールを通して、通じ合っているし、友人関係も築いてきた。ここ最近になって友人関係を再開し、イニエスタは僕とそのチームを気にしてくれる素晴らしい友人だ。とてもレベルの高いフットボールに身を置き、アドバイスや助けになってくれる彼のような友人がいることは本当に幸運なことだね」

▽最後にカルロスは東京Vでの今後の目標について以下のように語っている。

「僕たちはJ1に行きたい。東京ヴェルディは日本で最も敬意を払われるクラブの1つなんだ。その後、クラブとして大きな危機に遭い、彼らはJ2に落ちた。そして、僕たちはここから這い上がり、素晴らしいクラブにしていきたいと思っている」

「個人的にはここでのプレーを楽しみ、目標を達成したい。契約が終了するときには、チームからの関心がある限り、日本でのキャリアの継続、他の国でプレーを続けるか、スペインに戻るかを慎重に考えたい」

▽世界最高のリーガエスパニョーラやチャンピオンズリーグとは大きく異なるJ2を舞台にプレーするカルロスだが、サッカー界のレジェンドであり、友人のイニエスタのアドバイスを受けてJ屈指の名門を本来居るべきJ1の舞台へ導くことはできるか。

▽なお、東京Vは自動昇格圏内の2位アビスパ福岡と勝ち点7差の9位に位置している。