だれでも気軽に始められる小銭貯金は、人気が高い貯蓄方法のひとつです。消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんは、「小銭貯金のなかでも、『セール品を定価で買ったつもり』『家飲みで外食したつもり』など、節約ワザをお金に換算して貯める『つもり貯金』は、想定するシチュエーションが身近なので、初心者でも成功しやすいですよ」と話します。「もし○○してたら…」の「つもり貯金」で貯める!

松崎さんによると、成功のために気をつけたいポイントはこの4つ。

・ストレスにならないよう義務化しないこと
・ひとりでがんばらない
・貯金額を把握し達成感を得る
・楽しみのためにパーッと使う

これらに気をつけながら、実際に「つもり貯金」に成功したESSE読者の声を集めました。●【3か月で1万円】ケーキを衝動買いする代わりに、代金分を貯金


ケーキを見ると、つい衝動買いしてしまう私。がまんできたときは、代金分を「つもり貯金」しました。貯まったお金を使って、家族みんなでおすし屋さんへ。40〜50皿をペロリと食べられ高校生の長男に、とくに大好評でした(笑)。(大阪府・48歳)●【半年で3万円】モニター謝礼で買い物をして、へそくりが増加中!

モニター謝礼の商品券やカードの特典でもらったクーポン、スーパーのポイントで買い物したら、トクした分を貯めています。貯金箱が満杯になると、へそくり口座へ。増えていく残高を見てはニヤニヤする日々です。なにを買おうか考え中!(香川県・37歳)●【1年で10万円】タイムセールで安く買って、差額を貯金

週2回のまとめ買いは、夕方のタイムセールで。半額シールの商品を買って、差額を貯めています。家計簿には定価をつけ、隣に赤字で浮かせた額も記入。貯まっていく様子が数字で実感できて、やる気が出ます。旅行に使っていましたが、子どもが生まれたので次は滑り台を買うつもり。最近は産後で買い物に行けない私の代わりに、夫がタイムセール通いしています。(北海道・31歳)●【1年で8万円】懸賞の景品を買ったつもりで貯金して、旅行のおこづかいに

懸賞に当たったら、賞品を買ったつもりで貯金。高額賞品は、「家計から出せる」と思える額にして貯めています。貯めたお金は旅行のおこづかいに。家計とは別財布だから、高額なテーマパークのお土産も笑顔で買えるのがうれしい!(鳥取県・41歳)●【半年で6000円】歩いて電車代を貯め貯蓄アップで体脂肪ダウン


なかなか落ちない体脂肪が悩み。「浪費せずに、脂肪を消費」をモットーに、電車やバスに乗らずに歩き、浮いた交通費は貯金箱へ。半年後には、体重が1.7kg、体脂肪も3.7%ダウン。欲しかったバッグも買えて、大満足!(東京都・45歳)●【10年で7万円】学資貯金を少しだけ多めに入金したら、いつの間にか大きな額に


学資保険9420円の引き落とし口座に、1万円のつもりで多めに入金していたら、10年で約7万円の貯金に!満期まで続けて、長女の大学入学祝いに家族で旅行に行く夢ができました。(広島県・39歳)●【1年で3万円】貯金にはまって、次々新たな節約ワザにトライ

クリーニングに出さず自宅で洗濯したり、自分で洗車したとき、その額を貯金。だんだんと楽しくなって、洗濯や掃除のワザまで上達! 家じゅうがきれいになってきました。貯まったお金は、家族旅行をちょっとリッチに過ごす資金に。(大分県・32歳)

ハードルが低くて始めやすいだけでなく、やせたり家事が得意になったりと、「つもり貯金」はメリットだらけ。ぜひチャレンジしてみてください。

●教えてくれた人
【松崎のり子さん】
消費経済ジャーナリスト。20年以上雑誌のマネー記事を編集し、自身も5年で1000万円を貯蓄。「節約女王・松さま」として、助言も。著書に『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(講談社刊)など

<イラスト/えのきのこ 取材・文/ESSE編集部>