上海上港ビラス=ボアス監督に厳罰浮上 ACL広州恒大戦後にAFC批判、浦和戦に影響も

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ACL準々決勝第2戦での判定や“嫌がらせ”に怒り爆発

 浦和レッズとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で激突する、中国1部リーグ上海上港のアンドレ・ビラス=ボアス監督が、PK戦にまでもつれ込んだ準々決勝第2戦の試合後に、対戦相手の広州恒大に対して怒りの告発を行ったことで、アジアサッカー連盟(AFC)から処分を受ける可能性が浮上した。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 AFCは、かつてチェルシーを指揮したポルトガル人に対する警告文を発表した。

「上海上港の監督が、9月12日のAFCチャンピオンズリーグの広州恒大戦後の記者会見でコメントした結果、 AFCは規律規定の50条第一項に基づき懲罰の手続きを開始した」

“爆買い軍団”の指揮官に対する厳格な姿勢を打ち出している。監督は広州恒大戦後の記者会見で、主審のジャッジを批判。上海上港にレッドカードを連発するなど、広州恒大寄りだったレフェリーに怒りを爆発させていた。

 そして、スタジアムに来るまで同じ車が事故を起こすなど、明らかな嫌がらせが展開されたと主張した。

「AFCを支配するクラブに勝った」と皮肉

「我々はこの試合にバスでやってきたが、同じ2台の車が我々のバスの前で3度も事故を起こした。これは問題だ。これは上海上港にとっては最も偉大な達成だ。AFCを支配しているクラブ相手に勝ったのだから。あのクラブはなんだってできる。我々のバスの前で事故も起こせる。エウケソンにエルボーを入れても警告を受けることはない。それでも勝ったがね。レフェリーはゴールキーパーに、PKの途中にイエローカードを示した。これは恥だ。大恥だ」

 指揮官はこうぶちまけ、AFCに対する広州恒大の政治力だと批判した。だが、怒りの告発によってAFCから厳罰が下される可能性が浮上しており、浦和戦の指揮にも影響が出るかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images