台北地方法院(地裁)は15日、スパイ行為で「国家安全法」違反罪に問われた中国籍の元留学生の男に、懲役1年2月の実刑判決を下した。

 男は台湾の大学院を修了して中国に戻った後、2月に再訪台。台湾の外交部(外務省に相当)で勤務する男性に1万ドル(約110万円)の提供を持ちかけ、中国当局者に引き合わせようとした。事件は、台湾が2011年に中国の留学生受け入れを始めて以来、初のスパイ事件として注目された。(台北 田中靖人)