15日、英ロンドンの地下鉄車両内で燃え上がる容器(ツイッターより)(AFP=時事)

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 【ロンドン時事】英ロンドンの地下鉄車内で15日午前8時20分(日本時間午後4時20分)ごろ、爆発があり、保健当局によると22人が負傷し、うち18人が病院に搬送された。警察は「手製の爆発装置によるものだ」と発表、爆弾テロ事件とみて捜査を開始したことを明らかにした。駅は閉鎖され、多数の消防車や警察車両が対応に当たった。

 現場はロンドン中心部から南西にあるパーソンズ・グリーン駅。報道によると、車内に置かれた白いプラスチック製のバケツのような容器の中身が突然燃えたという。近くにいた人々が顔や足にやけどを負った。容器からはワイヤらしきものが数本出ていた。BBC放送は、タイマー付きだった可能性があると報じた。

 発生時は朝のラッシュアワーで、車両には多数の通勤客らが乗車していた。目撃者によると、大きな爆発音が聞こえた後、煙が上がったという。人々は一斉に外に逃げ出し、パニック状態になった。病院に運ばれた18人は全員、命に別条はないという。

 在英日本大使館によると、日本人が巻き込まれたという情報はない。メイ首相は声明で「被害者に心を寄せている」と述べた上で、15日中に緊急治安閣僚会議を開き、事件への対応を協議すると表明した。