ひさしぶりの名誉の負傷 〜野性派サニの喧嘩サ日記〜

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 きのうは、大いに暴れてやったからニャ。ピンポン鳴らしてお客さんが来て飼い主Cがドアを開けた瞬間飛び出し、延々一時間に渡り、宿敵・茶色と取っ組み合いの格闘。

 Cが捕獲に来る午後4時半過ぎまで、雄叫びを上げながら闘い、近所の人たちは大いに驚いたようだニャ。

 やはり、おれには中より外が似合う。アウトドア派のナイスミドルキャットだ。

 おれの領土を荒らすヤツはただおかん。

 こいつも、うちだけでなく色んな家に現われるらしい。そのたびえさをもらってんのか。

 最近、おれをコーフンさせまいと、茶色のえさは遠くに置いてもらってんだけどニャア。

 だから、来んでいいっつうのにニャ。

 おっ、模様は違うが、鏡みたいだニャ。

 だんだん小競り合いが激しくニャる。

 お互い一歩も譲らん。

 道をはさんだ向こうの家まで追いやったぞ。

 おとといは、チビのこいつも追っかけて行って、塀の向こうで取っ組み合いだ。

 余裕の姿で草を噛む。

 かみかみかみかみ。

 草もたまには食べんとニャ。人間が野菜食べるのと一緒じゃ。

 相手をやっつけたつもりで、ちゅ〜るにもがっつかず。

 王者の余裕を見せたつもりでいたら、きのうは茶色にももを噛みつかれていた。

 足が痛い。

 やっぱ、足が痛いぞ。ニャンか手も痛い。

 猪俣先生のペットクリニックに連れて行ってもらった。噛まれたところに抗生物質の軟膏を塗られたが、こえがまたかなり痛い。

 肉球は自損だ。猛スピードでダッシュ。そして、ブレーキをかけたためすりむいておる。”馬猫”の異名を取るスピードキングのおれゆえのケガだ。のろいやつは、こげなことにはニャらん。

 しばらくは、引きこもって養生の日々だ。

 おれは湯治はせんが、今夜福岡の銭湯では、レモン風呂ってのがやってるみたいだぞ。人間どもは行ったらいいぞ。おれは、クローゼットでゆっくり寝るからニャ。

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サニ

 出身地不明。年齢8歳くらい。オス(去勢済み)。雑種。グレーっぽい縞模様。3年ほど前に、福岡市南区の飼い主の家に上がり込んで、飼い猫に。それまでは近くの公園住まい。生意気な猫には攻撃的だが、人には甘えん坊で勉強や仕事をしていると、必ずすり寄ってきてジャマする。かつお節が大好き。ダミ声。すきあらば家からの脱出を図る。

「サ日記」のタイトルは、紀貫之の「土佐日記」のパクり。名前と同じ32歳まで生きる予定。