15日午後3時の台風18号の位置と進路予想。

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台風18号は勢力を維持したまま東シナ海を北東に進み、17日(日)には九州にかなり接近、上陸するおそれがあります。あす(土)は、台風の北上に伴って日本の南にある前線が活発化するため、西日本と東日本では雷を伴って激しい雨が降る見込みです。特に太平洋側に活発な雨雲がかかり、大雨となるおそれがあります。

■16日夕方までの予想雨量(多いところ)
九州南部、四国、東海200ミリ
近畿180ミリ
奄美、九州北部地方120ミリ
伊豆諸島100ミリ

まだ台風から離れていても、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの突風、暴風やうねりを伴った高波、高潮にも警戒が必要です。

また、17日(日)は台風の接近に伴って、広い範囲で風が強まり、西日本には台風本体の活発な雨雲がかかりはじめます。前線の影響もあって、西日本と東日本では17日にかけてさらに雨の量が増える見込みです。この連休中は大雨に警戒してください。

(気象予報士・及川 藍)