ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は14日、バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突について、双方に責任があるという見解を改めて強調した。前日には、この見解を巡って大統領を公然と非難していたアフリカ系米国人の共和党上院議員ティム・スコット氏と会談したばかりだった。

トランプ大統領は大統領専用機の中で記者団に対し、「双方に責任がある」という自身の発言は的を射ているという評価が多いと主張した。

スコット議員との会談については「素晴らしい話し合いができた」と振り返り、シャーロッツビルの衝突については「反対派の側にもひどく悪いヤツがいた。私が言っているのはそのことだ。あれ以来、反ファシズムに何が起きたか、シャーロッツビル以来、何が起きたかを見て、多くの人が『トランプ大統領は的を射ていたかもしれない』と言ったり書いたりしている。私が『反対派の側にもひどく悪い人たちがいた』と言ったのは本当のことだ」と語った。

シャーロッツビルの事件では女性1人が死亡し、スコット議員は直後のトランプ大統領の発言に対して不快感を示していた。

しかしスコット議員は14日、大統領と会った感想を求められると「彼はずっとそういう人物だった」と述べ、「私は彼という人物を変えさせようとしたわけではない」と説明。「私は違う観点について啓発したかった。それは達成できたと思う。直後から理解してもらえると考えるのは単純に非現実的だ」と話している。

スコット議員は14日に発表した談話でも、大統領との会談では「白人至上主義運動にまつわる悲惨な歴史と、黒人などの少数派に対する恐ろしい扱い」について言明したとする一方で、「30分の会話だけで大統領の言動が変わると期待するのは非現実的」とも指摘した。