CLとELで好対照な結果を残したイタリア勢。ともに苦杯をなめたユベントス(左上)とナポリ(右上)は、2節以降で批判を見返すような戦いができるだろうか? (C) Getty Images、REUTERS/AFLO

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 チャンピオンズ・リーグ(CL)では散々な結果だったが、ヨーロッパリーグ(EL)では出場した全チームが勝利――イタリア勢は今週、欧州の舞台で、まさに「地獄と天国」を味わった。
 
 現地時間9月12日と13日に行なわれたCLグループステージ第1節で、ユベントスがバルセロナに0-3と敵地で完敗。ローマはホームでアトレティコ・マドリーと0-0で引き分けたが、ナポリはシャフタール・ドネツクに1-2と屈し、セリエA勢は最悪のスタートを切った。
 
 イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、CLの開幕節でイタリア勢が勝点1しか挙げられなかったのは、欧州最高峰の大会が32チーム制になった1999-2000シーズン以降で初の出来事だという。
 
 開幕節で1勝もできなかったのは、2012-13シーズンも同じだ。しかし、このときはユベントスとミランの2チームがそれぞれ引き分けており、勝点2を手にしている。その前シーズンも、インテルとミラン、ナポリの3チームが1勝もできなかったが、2分け1敗でやはり勝点2を確保している。
 
 イタリア勢が最後にCL開幕節で勝点1に終わったのは、出場チーム数が16でイタリアからはインテルとユベントスの2チームが出場した1998-99シーズンだ。インテルが敗れ、ユベントスが引き分けての勝点1だった。
 
 そんな惨たんたる出来に、「悪夢から目覚めろ」など、主要メディアから批判を浴びせられたイタリア勢だが、9月14日のELグループステージ開幕節では一転して好成績を残した。ミランが敵地でオーストリア・ウィーンを5-1と一蹴したほか、アタランタはエバートンに3-0と快勝。ラツィオもフィテッセに3-2と敵地で逆転勝利している。
 
 イタリア・メディア『numericalcio.it』が報じたところによると、EL開幕節でイタリア勢が全勝したのは、ミラン、サンプドリア、ウディネーゼが白星を挙げた旧UEFAカップ時代の2008-09シーズン以来という(2015-16シーズンもフィオレンティーナ、ラツィオ、ナポリが3勝したが、第4節のことだった)。
 
 欧州の舞台で繰り広げられる2つの大会で、好対照なスタートを切ったイタリア勢は、ELでの好調を維持しつつ、CLでも巻き返すことができるだろうか。今後の戦いに注目したい。