国連安保理の追加制裁決議に反発するように北朝鮮は、けさ15日朝、再びICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。防衛省関係者によると、燃料の切り離しがなかったことから、8月29日に発射されたのと同じ「火星12」と見られる。

ただ、今回は最大高度770キロ、飛行距離3900キロと前回の性能を大きく上回っている。前回から半月後の発射の狙いはなんなのか。拓殖大の武貞秀士・特任教授は「火星12の技術をもう一度点検し、燃料をたくさん詰めて3700キロ飛ばすのが目的。グアムを射程に入れることができますよというアメリカ向けメッセージが一つ。

二つ目は日本上空越えを行ったことで、2002年9月17日の国交正常化を目指した「日朝ピョンヤン宣言」を思い出しなさいよという日本向けのメッセージでしょう」と話す。

いよいよアメリカを刺激

「コリアレポート」編集長の辺真一氏は「今回、最大高度を770キロに上昇させ、3700キロ飛ばしたということは、グアムでなくてハワイへ向けた可能性も想定しなければいけないと見ています」

北朝鮮がミサイルの飛距離を伸ばせば伸ばすほどアメリカを強く刺激し軍事力行使に近づくようで怖い。