スクウェア・エニックスの新作アプリ『キングスナイト-Wrath of the Dark Dragon-』(以下、キングスナイト)が9月13日にリリースされました!



9月6日(水)に開催されたメディア向け先行試遊会で一足早く『キングスナイト』を体験してきましたので、そこで公開された情報とレビューをセットでお届けします!

『キングスナイト』とは?

はじめに、プロデューサーである本橋 大佐さんがアプリ版『キングスナイト』の紹介をしてくれました。



『ファイナルファンタジーXV』の世界でも大人気だというこのゲーム。ノクトとプロンプトが対戦をしています。



『キングスナイト』は、もともと1986年にファミコンで発売されたスクウェア初のオリジナル家庭用ゲームです。



筆者はまだ生まれてなかったのですが、横にいたAppBankのライター、そめやんがすごい懐かしそうな顔でスライドを眺めてました。やったことあるんですね……。



今回のアプリ版では、ファミコン版の後の時代を舞台に新たな物語が展開されます。

また、4人での協力プレイや、対戦モードなど、現代のゲームらしい要素が追加されています。

『キングスナイト』のゲームシステム

『キングスナイト』についての概要説明があった後、そのまま本橋さんが基本的なゲームシステムの紹介をしてくれました。

攻撃



画面タップ(設定によっては攻撃ボタン)で弾を飛ばして攻撃します。弾の飛距離は後ほど紹介するジョブによって異なります。

弾は敵にダメージを与えるだけでなく、木や壁などの障害物を破壊することも可能です。

ジャンプ

画面をフリック(設定によってはジャンプボタン)で操作キャラがジャンプします。

敵の攻撃を回避したり、破壊することができない障害物を飛び越えたりできます。慌ててフリックするとジャンプに失敗してしまうので、少し操作の慣れが必要です。

移動

画面をスワイプ(設定によってはレバー操作)することで、操作キャラがマップ内を動き回ります。

敵を攻撃することばかりに集中してしまい、壁に挟まれてしまうなんてことにならないよう、注意が必要です。

キングスバスター



キャラクターや武器が持つアクティブスキルです。スキルボタンをタップすることで発動します。

スキルによって能力や攻撃範囲は異なりますが、通常の攻撃とはケタ違いのダメージを与えられるので、ここぞというタイミングで使うと良さそうです。

3種類のプレイスタイル

『キングスナイト』では、プレイスタイルにあわせて、3種類の持ち方に変更できます。
今となっては多くの人が持つスマホ。さまざまなプレイスタイルに対応できるよう、この点にはかなり気をつかわれたらしく、本橋さんの説明にも熱が入ります。

スマホからだと画像が少々見づらいかもしれませんが、下の画像に表示された3枚のゲーム画面をご覧ください。ボタンやレバーが表示されていたり、パーティやスキルのボタンが右と左に寄っていたりするのが分かると思います。



左から両手持ち用、片手持ち(右手)、片手持ち(左手)となっています。
チュートリアルの際にいずれかを選択するのですが、メニューからオプションで、いつでも変更が可能です。

筆者は普段左手でスマホを持つので、片手持ち(左手)でプレイしてみました。片手持ちでも両手持ちでも画面上のASSISTボタンをONにすれば、キャラクターの通常攻撃は自動で一定間隔で攻撃が繰り出されるので、移動しながらの攻撃もちゃんとできました。 画面をタップすることで、より短い間隔で攻撃をすることが可能です。

ただ、フリックでのジャンプがなかなか難しく、初めのうちは敵の攻撃に慌ててしまい、うまくフリックできずにダメージをモロに食らってしまう場面も。この点は慣れが必要なようです。

同じテーブルで試遊会のサポートをしてくださったディレクターの高橋さんいわく、おすすめのプレイスタイルは両手持ちとのこと。
理由を2つ挙げてくれました。

・左手で移動させながら右手で攻撃やジャンプができるため、キャラクターが思い通りに操作しやすい
・ジャンプボタンがあるので、ミスすることなくジャンプできるし、両手持ちのときのみ、その場でジャンプすることができる

たしかに、フリックでのジャンプの場合、フリックした方向にキャラが動いてしまいます。その場でジャンプできるのはとてもいいですね!

とはいえ、片手持ちも電車などでの移動中にプレイしやすい、といった利点もありますので、状況や環境でプレイスタイルを変えるといいかもしれませんね。

プレイの幅を広げるさまざまなジョブ

アプリ版『キングスナイト』では、キャラクターごとに「ジョブ」が設定されており、リリース時には5種類のジョブが登場します。

戦士



戦士は体力が比較的高く、火力もあるので前線で活躍できるタイプのジョブです。画面長押し(設定では攻撃ボタン長押し)で、ため攻撃が発動し、より広範囲を攻撃できます。

シーフ



シーフは敵の攻撃にあわせてジャンプし、回避が成功したタイミングで攻撃ボタンを押すと、強力なカウンター攻撃を繰り出すことができます。少しテクニカルなジョブでした。

魔導士



魔導士は遠距離攻撃が得意なだけでなく、自身とその周りのキャラを回復することができます。
筆者はこの体験会で主に魔導士をプレイしていたのですが、ダメージを負った仲間を回復するために、思いのほかマップ内を走り回りました。ただ後ろから攻撃してればいい、という感じではありませんでした。

ギガント



ギガントは画面タップ長押し(設定によっては攻撃ボタン長押し)でシールドが自身の周りに貼られます。このシールドが一定量のダメージを吸収してくれるので、あえて敵の攻撃に飛び込み、文字通り盾となる、というのが特徴です。
MMORPGでタンクのような役割が好きな人にはピッタリです。

格闘家



格闘家は攻撃範囲が少々狭いものの、攻撃間隔が短く、攻撃回数の多さでダメージを出すタイプです。
とにかくガンガン攻撃してダメージを稼ぎたい!という人には、この格闘家がオススメです。

ゲーム性が大きく変わるシングルプレイ・マルチプレイ

今回の試遊会ではシングルプレイ、マルチプレイを体験することができました。

さきほど映し出されたスライドには、『ブッ壊しアクションRPG』と書かれていましたが、パッと見た感じでは縦スクロールのシューティングゲームです。

本当にアクションRPGなのでしょうか? 実際にゲームをプレイしてみて確かめてみることに。

キャラクターの入れ替えで局面を乗り切るシングルプレイ


シングルプレイでは自分が所持しているキャラクター4体とフレンドのサポートキャラを使用してステージに挑みます。実際に操作するのは自分のキャラクター1体のみで、サポートキャラは自動で動いてくれます。

パーティキャラのアイコンをタップすると、操作キャラの入れ替えをすることができます。

実際にプレイしてみたところ、攻撃で敵や地形をガンガン破壊していくのがめちゃくちゃ気持ちいい!

ただ、ひたすら正面を攻撃するだけではダメで、ステージ上をかなり動き回る必要がありました。ステージによってはギミックがあり、突然地面がせり上がって壁ができたり、落とし穴にはまって動けなくなってしまったり……。でもそれがいいんです。プレイしていて全然飽きないんです。

これには筆者も納得の「ブッ壊しアクションRPG」でした。シューティングゲームではありません。

オススメの”激ムズステージ”

時間に余裕があったため、開発ディレクターの高橋さんがニコニコしながら「オススメの激ムズステージがあるんですが、やってみます?」と声がけをしてくれました。

▼ディレクター 高橋さん


そんなこと言われたらやりたくなってしまうのがゲーマーの性(サガ)。もちろんやります!



スクリーンショットが撮れなかったため、少々見づらいかもしれませんが、これがオススメの激ムズステージです。なんといきなりボス戦!しかも前から迫ってくる!思わず「『ファイナルファンタジーIV』のデモンズウォールかよォ!」と叫んでしまいました。

このステージでは後ろに逃げながら戦うのですが、ボスに寄りすぎて押しつぶされたり、突き刺されたり、巨大なハサミが両サイドから迫ってきたり……。しかも制限時間付きです。

プレイしていたキャラのLvが低かったこともあり、筆者とそめやんは全くクリアできませんでした。リリースされたら絶対にリベンジします。

チームワークが勝利の鍵となるマルチプレイ

シングルプレイの次はマルチプレイの体験です。マルチプレイは最大4人で、各々が操作キャラクターを1体ずつ用意してプレイします。

マルチプレイの特徴として、ボス戦で繰り出す連携技、フォーメーションバスターがあります。ボスに設定された特定の部位を破壊することで、4つの円がマップに表示されます。この円に4人がそれぞれ入ることでフォーメーションバスターが発動。ボスに大きなダメージを与えられます。


この円が表示されている時間は思いのほか短いので、実際に4人でプレイした際、誰がどの円に入るのかを事前に決めていなかったので椅子取りゲームのような状態になってしまいました。左側にいた筆者が右側の円に向かって走らされるハメに…。

事前に誰がどこに入るのかを決めておく……のはちょっと状況が限定的なので難しいかもしれませんが、ボスの部位破壊直前に4カ所にばらけておくとスムーズに連携技を成功させられそうです。

マルチプレイの初回は、プレイヤーそれぞれが好きなキャラを使っていたのですが、ボス戦で敵の攻撃を受けすぎたために、かなりギリギリの展開になってしまいました。敵からの攻撃を一手に引き受け、仲間を守るギガントや、仲間を回復できる魔導士はなるべくいた方がよいでしょう。

プレイ中のチームワークはもちろんですが、パーティの構成がとても重要なのも、マルチプレイならではの要素でした。

気になる配信後の展開

シングルプレイ、マルチプレイの体験が終わると、本橋さんが再び壇上に上がり、『キングスナイト』リリース後の展開を一部発表してくれました。



「ドット8bitクエスト」が気になりますね!30年前に出た家庭用『キングスナイト』を彷彿とさせるマップで遊べるようです。

さらに、PvPコンテンツの発表もありました。



“フェス型”とは、「あなたはどっち派?」という内容のお題を用意し、2つのグループに分かれて戦う形式です。
ここでは、「2Dと3D、どっちが好きか」というお題が例に挙げられています。

後で本橋さんに詳細を伺ったところ、「日本人は対人ゲームをあまり好まない傾向にあるので、戦う理由を与えたかった」と語ってくれました。
また、お互いに殴りあうわけではなく、スコアを競う形のコンテンツにしたいとも話してくれました。相手の行動を邪魔するようなアイテムなども出てくるそうですよ。

「ひと肌恋しくなる季節」と書かれているので、秋から冬ごろの開催のようです。

家庭用未プレイでも楽しめる『キングスナイト』

今回の体験会は、筆者のようなメディア関係者だけでなく、有名なYouTuberの方々も多数参加されていました。
マルチプレイを体験する時間は、どのテーブルも時間ギリギリまで、「待って!もうちょっと待って!」と叫びながらプレイしていたのが、このゲームの面白さを物語っていました。

テーブルにはお菓子なども用意されており、同じテーブルの人たち同士で喋りながらプレイすることができ、まるでホームパーティでした。「運営やメディアの顔が見える体験会にしたい」という運営スタッフの方々の思いの通り、和気あいあいとした雰囲気で終了しました。

筆者は30年前の家庭用『キングスナイト』をプレイしたことはありませんが、ストーリーや内容を知らなくても十分楽しむことができました。

「一見シューティングだけどアクションRPG」という、スマホゲームではこれまでになかったタイプのゲームですので、ぜひプレイしてみてください!