ボランティアガイドらと「立法院へようこそ」とあいさつする蘇嘉全院長(右側の背広姿の男性)

写真拡大 (全2枚)

(台北 15日 中央社)立法院(国会)は14日、ボランティアガイドの発足を発表した。ガイドの1人で元立法院カメラマンの翁瑞美さんは、自身が同院で体験した出来事も今後、案内を通じて語り継いでいきたいと意気込んでいる。

同院の建物は、日本統治時代、台北州立台北第二高等女学校の校舎として使われていた。翁さんは、かつてここで学んだ湾生(日本統治時代に台湾で生まれた日本人)が見学に訪れ、遠い過去に思いをはせることもあると話す。

現在は同院のレストラン「康園」になっている場所に足を踏み入れた途端、膝をついて涙した湾生もいたと振り返る翁さん。その湾生は、当時プールだった同地で空襲に遭って命を落とした担任教員を弔うために同院を訪れたという。

蘇嘉全・立法院長(国会議長)によれば、見学者は年間約5万人。ボランティアガイドは9月末から本格始動する予定で、歴史や建物にまつわる物語、議会会議規則などを紹介する。英語や日本語、台湾語などに堪能なガイドもいるという。

(温貴香/編集:楊千慧)