15日、韓国・ニューシスによると、韓国政府が北朝鮮への人道的支援を計画していることについて、米国務省が冷淡な反応を示した。写真は北朝鮮。

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2017年9月15日、韓国・ニューシスによると、韓国政府が北朝鮮への人道的支援を計画していることについて、米国務省が冷淡な反応を示した。

グレース・チェ米国務省東アジア・太平洋担当報道官は14日(現地時間)、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の電話インタビューで、韓国政府による対北朝鮮人道支援計画について事前に韓国側から通知があったかなどを問われ、「韓国政府に聞いてほしい」と回答を避けた。

これについてニューシスは、「米国の反応は日本政府のような正面批判とまではいかないが、韓国政府が現在の状況で対北朝鮮支援に言及したことに相当の不満を間接的に示したものと分析される」と伝えている。

一方、菅義偉官房長官は14日の会見で、文在寅(ムン・ジェイン)政権が国際機関を通じて北朝鮮母子保健事業に800万ドル(約8億8000万円)の提供を検討していることについて、「韓国政府は正式に発表しておらず、コメントは控える」とし、「国際社会が結束して北朝鮮に対して明確な意思を示すなかで、北朝鮮への圧力を緩めかねない行動は避ける必要がある」と述べた。

これと関連し韓国外交部報道官は「韓国政府の人道支援に関する基本的な立場、また対北朝鮮政策全般について、米国、日本などと緊密に協議しており、今回の件も事前に説明した」としている。

日米双方から冷ややかな反応を受けたこの計画を韓国のネットユーザーはどうみているだろうか。記事には多数のコメントが寄せられたが、「今日もミサイルを撃ったぞ。支援なんてやめてくれ」「もちろんこんな状況で対北支援なんて問題外」「北朝鮮に支援するくらいなら、韓国の弱者層を助けてあげて」「今、北朝鮮を支援するなんて正気?」など、日米政府と同様、北朝鮮支援に対する批判的な意見が圧倒的だ。

その他、「他国の政府がやることについて外国政府がとやかく言うな」「確かに。韓国政府の計画について米国に聞いたら、そりゃ『韓国に聞いて』と答えるでしょ」といった指摘もあった。(翻訳・編集/三田)